先週の日曜日(11/30)に、お袋の四十九日の満中陰法要と納骨を無事に終えました。
我が家に、お袋の子供と孫の17人を招き執り行いました。
あっという間に満中陰を迎えたという感じがします。
ありがたいことに親戚や懇意にしていただいていた方から、沢山のお供え物が届きました。
和室のふすまを開けると、いつもお袋の写真が目に入ります。
優しい笑顔で、「兄弟、仲ようしいや!」と言っているように思えます。
この祭壇が翌日から無くなると思うと、寂しい気持ちになります。
親父と兄弟の了解を得て、実家の仏壇を持って来たかったのですが、仏壇に手を合わしたところを見たことがない親父が「置いといてくれ!」と寂しそうに言うのでやめました。
おつとめは、途中の休憩後からみんなでお経を読みます。
ただ意味も分からず文字を追って読んでいるだけでしたので、どのような内容なのかを知りたいですね。
住職の法話をいただきました。
「生は偶然、死は必然!」のお話です。
この世に生を授かれば、必ず死は訪れるということ。
お袋が入院した時から、このことばかり考えてきました。
遅かれ早かれ死は必ずやってきます。
長生きは嬉しいことですが、如何に死を迎えるのかが大事だと思うのです。
生きている期間ではなく、どのように生きてきたのかが良い人生だったかの見極めになるのではないでしょうか。
苦しまずに尊厳を持って息を引き取るようにしてあげることが、家族の務めだと結論づけました。
「安らかに逝く・・・」ことを重く感じた半年でした。
法要の後、墓地へ移動して納骨を済ませました。
小さな墓ですが、我が息子たちが結婚もせず孫が出来ないのなら、いずれは無縁仏になるのかもしれないと考えると悲しくなってきます。
今、一つの区切りを無事に終えた安堵感があります。
そして・・・ガランとした和室が寂しいです。
(撮影:iPhone5)