
長男のランサーエボリューションが、長い修理期間を経て、ようやく動くようになりました。
四駆のラリー用車両ですが、エンジンがぶっ壊れてしまいました。
エンジンの損傷が酷いので、別のエンジンに積み替えるのが一番の選択肢なんだそうです。
いったい、どんな乗り方してんねん!
中古のエンジンを見つけて購入。
そのまま積み替えると思っていたら、エンジンをバラしています。
スリーブを入れたり、ピストンやクランクなどを耐久性のあるものに換えているのでしょうか。
休日はガレージに籠る日が続きます。真夜中まで作業をしています。
知り合いから、「車の修理屋、始めたん?」と聞かれる始末(笑)
覗くと、ガレージの中はごみ箱状態。
ユーノスロードスターやVIVIOのエンジンや訳のわからん部品が一杯。
エンジンクレーンやプレス機や工具などが散乱しています。


クレーン プレス

VIVIO(左)とロードスター(右)のエンジン
ようやくエンジンが組みあがり、載せ替えをします。
占領していた実家のガレージでは、エンジン昇降のクレーンが収まりません。
畑に作った農業用倉庫兼ガレージで作業したいと頼まれ、占領されてしまいました。



整備工場のような設備はありません。
ロードスターではエンジンを上に吊り上げて降ろせましたが、ランエボでは車体を持ち上げて下に降ろす方法しかないどうです。
エンジン周りのラジエターやエアコンなど補器や、バンパーからドライブシャフトなどを外すところからはじめます。

10年超の古い車なので、外すことさえも一筋縄ではいかないようです。
修理が進むたびに交換部品が出てくるのでしょうか、日替わりで部品が届きます。
故障から1年ほども経って、ようやくエンジン音が聞けました。
あっしも機械いじりが好きな方でしたが、プロ並みに修理できる息子に驚きます。
「好きこそものの上手なれ」のことわざに納得します。
誰に教えてもらうわけでもなく、独学でやっているのが凄いところ。
ユーノスロードスター(NA型)はダッシュパネル・配線をNB型に換えたり、エンジン交換するなど苦労して修理したのに、友だちにあげたそうです。
ガレージにあるのは交換した古いエンジンだけ・・・
本人にとってはプラモデルの感覚なのかもしれませんね。

先日、ユーザー車検を済ませ、チョッと出かけてくると言って、行った先は北陸の雪のラフ道路。
楽しむことには反対しないけれど、年齢を考えた行動と将来を見据えた生き方をして欲しい。