左:睡眠専用イヤホン 右:JVC
睡眠専用イヤホン(ADV.Sleeper)を3日間使ってみた感想を書くことにします。
結果を先に言うと、安価ですが良くできた製品だと思います。
睡眠時に使用すると、そういう使用目的で開発されたものであり不満はありません。
iPhoneに繋いで使用しましたが、音切れがなく、スマホ付属のタイマーが使えました。
音楽などを聴くことで睡眠導入を図りたいと考えておられるなら、3千円前後なのでお薦めできます。
ただ、あっしには合わなかった部分があったので、参考になさってください。
【良いところ】
- 耳孔に入れる部分は柔らかい素材でできていて、痛みはありません。
- 小ぶりで、出っ張りがないので、横向きになった際も枕に押されて痛くなりません。
- イヤホン本体が小さく、アールの部分が首に巻きつくので寝返りても外れなさそうです。
- 右側の線にボリュームと電源オン・オフの操作ができます。
- 右側の線を白色にしてあるので、サッと首に掛けられます。
左:睡眠専用イヤホン(シリコン) 右:ファイナル(後ろが金属)
【合わなかったところ】
- 耳にはめてしばらくすると、耳孔がムズムズしてきました。製品に問題があるわけではなく個人的な問題だと考えます。
- iPhoneのボリュームを最小にしても、眠りに入る前の音量としてはもう少し下げたい気持ちになりました。 これも個人的な問題であり、スマホとの相性でしょう。
- イヤホンをつけていると、目覚まし時計のベルが聞こえないかもしれません? 3日ともイヤホンを外して寝てしまったので確認できていません。寝起きが悪いので気になる部分ではあります。
【音楽用のイヤホンとして】
- 音質的には普通のイヤホンです。広域はあえて抑えて、低域は少なめ。スカスカの音ではないので、イコライザーで補正すれば使えます。
- Bluetooth接続ですので、音の遅延が気になるところです。パソコンでYouTubeの音楽を聴くと、口の動きより少し遅れます。音の途切れもないので、映像ナシなら全く問題ありません。
- 遅延の少ない順から、ソニーWF-1000XM3、JVC HA-FX57BT、Sleeperの順。 価格の高い順となりました。約7倍の価格差としては良く頑張っています。
左:ファイナル 右:ソニー
ついでに良く使っている4品をYouTubeの音楽で比較試聴しましたが、音楽用としてはソニーWF-1000XM3とファイナルE3000が良かったです。
ファイナルは有線ですが、ソニーの1/4の価格で音楽を楽しく聴ける良い商品でした。
つい買ってしまうイヤホンですが、それぞれの特徴が良く分かって楽しかったです。