湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

阿蘇神社 と 阿蘇湧水群 (熊本県)

2012-05-07 | 湧水・名水・飲泉所
大分県竹田市の「竹田湧水群」を紹介したが
湯めぐりで熊本県に入ると、阿蘇にも湧水群がある。

以前、
テレビで「阿蘇神社の周辺の湧水群」について番組があった。
それで、今回は「阿蘇神社」にまず行き
その続きに「周辺の湧水群」を探すことにした。

阿蘇神社の正面入り口

入口には「有栖川宮 熾仁親王(ありすがわのみや たるひと親王)」が書いた
大きな字が掲げられてある。










神社の入り口近くには手洗い・口漱ぎ場があり、それも「名水」(湧水)



阿蘇神社を出て、周辺の田んぼ地帯を車で走っていたら
見つけた「湧水の一つ」
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耶馬渓 と 青の洞門・・・大分県

2012-05-07 | 歴史街・史料館・名所

大分県中津市に「耶馬渓」という景勝地がある.

九州に行くことが この2~3年 多くなった。
別府温泉に向かう椎田道路を車で走っていると
いつも 右側の遠くに、妙な形をした山々が連なって見える。
気になり、夫に尋ねると「あれは耶馬渓」と・・
奇岩の連なる景勝地「耶馬渓」か・・
温泉博士の雑誌に、写真がよく載る「耶馬渓」
あれが~その山々か・・
特に、新緑の頃や紅葉の秋には、多くの人が訪れるらしい。

今回 玖珠温泉からの帰り道
やっと、憧れの「耶馬渓谷」を通ることができた。
しかし、なかなかの渓谷で
道も細くクネクネして、すぐ下の谷川はごつごつの岩だらけ・・
前の大きい車では、ちょっと通る気がしなかったかな・・
これも今回 車を小型化したから、少し通りやすい道になったかな?

どこかに車を停めて
落ち着いて「奇岩の山々を写真にとりたい」と思っていたら、
ちょうどいい場所があった。
左手の遠くには、このような岩山がそそり立っている。

また、目の前には、すごい岩山が立ちはだかる。

ここは「一目八景」という耶馬渓の中でも特に景勝地らしい。
正確には「裏耶馬渓」と呼ばれる場所らしいが・・
それにしても、すごい山だ・・




そうこうしていたら
やがて車は「本耶馬溪」についた。
公園があり 横には山国川が流れている。





ここが、「耶馬渓」と一般によく紹介されている場所で
住所は「大分県 中津市 本耶馬溪町 曽木 」



近くには「青の洞門」がある。
(菊池寛の小説「恩讐の彼方」で一躍有名になった「青の洞門」)
手のみをふるって青の洞門を掘る「禅海和尚」像が、この公園にある。


「青の洞門」だが、
現在は、車で通れる広いトンネル道ができている。





しかし、このトンネルは
「禅海和尚」が手のみで掘り始めた当時の「青の洞門」とはちがう。
本物の「青の洞門」は、下の写真のように現在の車道の横下にある。














以前から一度は訪れたかった「耶馬渓」と「青の洞門」
今回初めて行くことができ、満足している。

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河宇田の湧水(竹田 湧水群の一つ)

2012-05-07 | 湧水・名水・飲泉所
大分県の竹田市は
「岡城跡の石垣」以外にも、有名なものがある。

それは「竹田湧水群」だ。
名水が地下から湧き出る場所がたくさんある。


今回訪れた「河宇田の湧水」もその一つ
少し前までは、下の写真の名水汲み場だけだったらしいが
大きな案内看板も出来ていた。

その横に、新しく水車もができた。


そのうえ、屋根付きの立派な名水汲み場も新しくできていた。

よく見ると なかなか、汲みやすいように配慮されている。

駐車場も広くなり立派になっている。
平日の昼間だが、ひっきりなしに名水を求めて車が出入りしていた。
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竹田といえば・・・竹田城(兵庫県・朝来市) と 岡城跡(大分県・竹田市)・・

2012-05-06 | 城・城跡
最近、
「竹田城跡」(兵庫県朝来市和田山町竹田)が人気観光スポットになっている。
桜の咲く時期4月など多くの観光客が訪れたようだ。
「天空の城跡」と言われ 今や「日本のマチュピチ」とも言われているらしい。

20数年前、子どもが小さいときに、この山城を訪れたことがある。
城と言っても石垣だけが残っている山城だが、
頂上から見下ろす下の竹田の街や周囲の山々などの景色と、
たくさんの石垣が続く景色は、圧巻で、
石垣の上を吹く風が、とても心地よかった。
その当時は、この城跡は今のようにPRされてなくて・
城跡に行くにも、狭い道(舗装されてない地面むき出しの道)があるだけで
対向車とすれ違うこともままならない やっと車一台が通れる道だった。
そして 頂上の駐車場も狭く、車が3台程度停められる場所があった。

最近、和田山から浜坂に行く機会があり、
竹田城を横目に見ながら車で走ると・・
晴れた日で、頂上の石垣がしっかり見えた。
城跡の下の川沿いも整備され、美しい街並みがみられた。

また、一度 ゆっくり訪れたい山城「竹田城跡」だ・・
下のHPは、竹田城をうまく紹介していたので載せてみた。
一度 城の石垣好きな人は ご覧あれ
http://inoues.net/club2/takedajyo.html

ところで、
竹田といえば・・大分県の竹田市・・
ここにも有名な石垣の城跡がある。
竹田は、「荒城の月」の作曲者で有名な「滝廉太郎」が少年期を過ごした街。
「荒城の月」の曲のイメージになった城跡と
いわれるのが この「岡城」跡の石垣だ・・
http://www.geocities.jp/joysunny/taketa/taketa03.htm
(上は岡城を扱ったHP)

話は、九州の湯旅に戻って・・
長湯温泉を出てから 途中、同じ大分県の竹田(岡城跡がある街)に立ち寄った。

竹田は狭い山間の街だが、やはり城下街らしい落ち着いた雰囲気がある。




狭いトンネルを出ると

「岡城」跡への道に出た。

広い駐車場に車を停めて、見上げると、そこに「岡城」の石垣が連なって見える。




滝廉太郎の曲のイメージと言われる「岡城」石垣を背景に、新車と・・


一度は来てみたかった「岡城」についに来た日。

ところで、この「岡城」跡、石垣しかないのに、
この写真を撮っている駐車場よりも上に行くには「有料」なんですけど・・
しかも500円とか・・高いのです・・
石垣の見学なので、なんとか無料にできないものでしょうか!!

その点、兵庫県朝来郡の「竹田城」は、
今も 石垣の上を自由に散策しても、無料なのに・・

なまじ「岡城は滝廉太郎にゆかりのある城跡だけに・・」有料にしているのか??
ちょっと残念に思う日。
滝廉太郎も、こんなの(有料)は、望んでいないと思うよ~


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天満の湯(長湯温泉)・・・・大分県

2012-05-05 | 大分の温泉
大分県の長湯温泉は「炭酸泉」で有名な温泉地である。

「炭酸泉」の効能が最近注目されていている。
自然に血管を開く効能があり、高血圧や諸々の病気に効く・・

1年に1回くらいは、訪れる温泉地だが・ 
今回は
「天満の湯」という長湯の「共同湯」に入った・・

外観

入り口は100円入れて動く回転式


出口も回転式・・

浴槽内は・・

ぬるめでほどいい湯・・
昨年、リニューアルされたらしく
中は、清潔で明るく快適な環境だ・・
(入湯料) 100円
これが、何よりの魅力・・

となりに神社があり

飲泉所もある



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長湯温泉にて

2012-05-04 | 温泉街の風景

塚野鉱泉を後にして、
いよいよ「長湯温泉」に入った。

長湯温泉には「道の駅」が数年前にできたので
車中泊での旅行者には、大変ありがたい。
「温泉地+道の駅」これはなくてはならない組み合わせだと思う。

この建物が「道の駅 ながゆ」
ここの観光案内で、長湯温泉の温泉施設のことは、なんでも聞ける。

着いてすぐに、かわいい猫ちゃんがお出迎え
これまで、このブログで取り上げた「温泉地の猫の中では一番の器量よし?」

飼い猫のようだが、妙に人懐っこくて・・
しばらく、この猫ちゃんと遊んでから、長湯の街探索に出ることにした。

長湯温泉の街並みは・・

このように、素朴な田舎街です・・
ここでは、上の写真にある「おがた食堂」で我々はよく食事をする。
前回は「チャンポン」を食べたが、野菜や魚貝類たっぷりのGOOD!!なお味
今回は「かつ丼定食」を食べたら、かつ丼も美味しいが、あさりの味噌汁付きで
この あさりの鮮度のいいこと~!! ますます「おがた食堂」のファンになる。
「おがた鮮魚店」が経営している食堂で、さすが魚貝類の鮮度がいい~のです。


今夜、入浴に利用させてもらう「かどや旅館」
「やらぎの宿 かどやRe」を下見に行った。

なかなかおしゃれな旅館ではないか。
創業80年の老舗旅館らしい。
温泉街の小道の角にあるから「かどや」かな?

下見も終わり
いよいよ 夜になり出かけた。
玄関に入ると、やはり落ち着いた雰囲気のきれいでこじんまりした旅館だった。

女湯の内湯は

男湯の内湯からは続きに、
広い混浴露天風呂に行ける開き戸があるらしいが、
女湯の内湯には、それがなかった。 残念・・
宿泊客は「貸切でこの露天風呂」を使えるのだろう。

小さい女湯の内湯だったが、観葉植物がうまくおいてあり
こぎれいでセンスがよかった。

長湯温泉は、独特の黄土色の湯だから、
これまで、いろいろ入った施設は、
残念ながら、薄汚れて見える浴室が多かったが・・

「やすらぎの宿 かどやRe」は、
さすが「老舗旅館のセンスのよさ・清潔さ」が感じられる浴室。

ここは、外来湯は大人300円だが、
今回は
★「奥豊後温泉文化伝」(長湯・久住・竹田・荻)という温泉クーポン券付の
小冊子を利用して200円での入湯になった。(一人当たり100円の割引)

この小冊子は「道の駅ながゆ」に置いてあり、100円で販売している。
ほか いくつかの長湯の温泉旅館にも置いてあるらしい。

※平成24年10月31日まで有効の入浴割引券がついている。

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「塚野鉱泉」に入る

2012-05-04 | 大分の温泉

長湯温泉に向かう途中、
「塚野鉱泉」に行くことになった。

山間にある塚野鉱泉 
町の駐車場に着くと、なにやらにぎやかだ。
5月でもないのに「こいのぼり」の吹流しが上がっている。
何かの祭りをしているようだ。

この「塚野鉱泉」には、2009年に一度、入ったことがある。
「いかにも効能がありそうな鉱泉」だった記憶があるが、
あの時は、
入浴施設のすぐ裏山にある「塚野霊泉」(飲泉所もある)を見学し忘れて
入浴が終わると、そのまま帰ってしまったという苦い思い出がある。

そんなこともあった地なので
今回は最初に 
まず共同湯の裏の「飲泉所がある塚野霊泉」に行くことにした。

霊泉所の外観写真・・

中に入ると


飲泉場の周辺は・・


この場所に湧いてくる霊泉を、
備え付けの金の柄杓(ひしゃく)ですくって飲むらしい

知らない人は、隣の水道から出る水をペットボトルに汲んで、
それが霊泉だと思い、普通の水道水をありがたく持ち帰るらしいから
くれぐれも ご用心あれ。
この水道蛇口は、霊泉をすくう金柄杓(ひしゃく)を洗うためのものらしい。
霊泉をすくう金柄杓は、
そのままにしておくと霊泉成分でみるみる変色するので、
霊泉をすくったあとは、すぐに水道水で洗う必要があるという。
そのために作られたのが、隣の水道蛇口設備らしい。

さて、霊泉所の見学も終わり
「共同湯 塚野鉱泉」に入ることにした。
さきほどの「塚野霊泉」の前に建つ建物だ

ここの入湯料は大人200円、子ども100円

浴室はこんな感じ

成分の濃い鉱泉らしく、浴漕内が鉄の色に変色している。

浴室で2人の60代~70代の女性と一緒になった。
そのうちの一人は、
地図上の距離では、塚野鉱泉の結構近くの同じ大分県に
生まれたときから住んでいる人だったが
10年前に「塚野鉱泉の温泉旅館」に住み込みの仲居さんの求人があり
応募したら受かり、この地に来て、
生まれて初めてこの塚野鉱泉を知ったという。
住み込みの仕事なので、ほぼ毎日「この共同湯」を朝晩使っていた。
すると体がどんどん元気になって行くので、その効能に驚いたという。
そして、
仲居の仕事をやめた今も、この湯に入りに来るようになったという。

「え~!!同じ大分県に住んでいながら塚野鉱泉を知らなかった!!」
この事実に逆に私は、びっくりした。

温泉大国の大分県には、有名な温泉地が山のようにあるから
あまりピーアールしない「塚野鉱泉」の存在は、同じ大分の人も知らないんだ。
温泉が近くにない県に住む私には、にわかには、信じがたい話だった。

人間、関心がないことは、近くにいても全く気が付かず、知らないものなんだろう。
それとも地図を見る習慣がない人は、こうなるのか??
「地図を見る習慣がないと、損をする人生になる」と思った日。

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砂原温泉(鉄輪温泉の共同湯)に入る

2012-05-04 | 大分の温泉
その夜は、
別府の鉄輪温泉の共同湯の一つ「砂原温泉」に入湯した。
ここは、2009年の11月に初めて利用した施設だが、
なかなか湯がよくて気にいったので、今回また利用することにした。

(写真は2009年の入浴時のを使用。今回も外観に全く?変化なし)

砂原温泉は、鉄輪温泉街とは道を隔てた反対側の一番遠いはずれた場所にある。
しかし、ここも鉄輪の湯の一つらしい。

入湯料は、別府の共同湯の定番料金の100円と安い。

浴室内は、いともシンプルで、ごらんのとおり

(中も全く2009年の1回目の入浴時と変化なし)

源泉の出る浴槽が一つぽつんとあるだけ。
もちろん、石鹸もシャンプーも置いてない。
(洗い桶(洗面器)と すわり椅子だけは ある)

設備は、最小限だが、
ここの湯は、すごく新鮮で
まさに「お湯が生きている」を実感できる湯なのだ。
気持ちのいい完全かけ流し湯を 全身で満喫できる。
肌触りが心地いい湯、新鮮だから・・

マイ入浴セットから石鹸を取り出して、タオルにすりこみ
洗面器に浴槽からのお湯を汲んで、石鹸で体中をくまなく洗い流す時の心地よさ・・
これまた、何にも代えられない贅沢な湯あみタイムだ。

そのため
建物が殺風景だろうと浴室が古かろうと、全く気にならない。
「お湯の鮮度が良ければいい、それがすべてだから~」

別府の共同湯はどこも古いが、掃除が行き届いていて清潔だ。
これも「お湯を第一に考えている地域柄が出ている」と思う。
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明礬温泉「ホテルさわやかハートピア明礬」の露天風呂に驚き!!

2012-05-03 | 大分の温泉
帯広から来ていた二人の女性に
「ところで、あんた ここの露天風呂に入った?」と聞かれた。
「いいえ」と答えると・・
二人は・・
「私たちは、先に露天に入ってから、あとでこの内湯に来たんよ」という。

二人は 到着時に、玄関の受付で温泉博士の手形を見せたら
「露天と内湯と、どちらに入られますか?」と聞かれたので
「どっちも入ります」と即答したら・・
「それなら、露天に先に入って、あとで内湯に入ったほうがいい~!」と
言われた。
「なぜか?」理由を尋ねると、
「ここの露天風呂と内湯は、温泉成分が全く違うので、
                この順番のほうが体が中和して湯上りがいい~」と
教えてもらった という。
さすが、帯広から来ているだけはある。
しっかりしている。

私は、この施設をこれまで2回「博士の無料手形」で利用させてもらっている。
しかし1回も、駐車場の奥にある「はなれの露天風呂」には入ったことがない。
いつも夜遅くか、夕方のもう薄暗い時間に、この施設に到着していたから
「内湯」しか入ったことがないのだ。
それに、、第一・・
温泉博士の無料入浴手形で入る者が
「宿泊客と同じように、玄関を通って離れにある露天風呂にまで入ってもいいの?」と
思っていたのも事実だ。

「大丈夫、大丈夫~フロントの受付の人が、快くOKと言ってくれるから大丈夫」
と彼女らに、後押しされて、
きょうは、格別に天気のいい春日で、しかも昼間の時間帯だったので
私も一度 駐車場の奥の森?にあるという男女別 露天風呂に入ることにした。

施設内の庭(駐車場の奥)の森の中には、小道が続き入浴施設(写真は女湯)があった。







確かに、この露天風呂はすごい~
今まで入っていた内湯とは、全くちがう。
「白濁色の硫黄泉」だ。
さっきの内湯は
「無色透明のカルシウム・ナトリウム・マグネシウムー硫酸塩・炭酸水素塩泉」らしい

私は、すっかり この露天風呂に夢中になり・・
白濁した湯を何回も手ですくって味わい、至福の時間が流れた。

さまざまな角度から、露天の下の谷川や森を覗きこんで入浴した日だった。


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5ケ月ぶりに、南九州に出発・・

2012-05-03 | 車・道路・標識(ローマ字表記)
新しい車での「初湯めぐり」は、
前回、ロードトレックでは最初で最後になった「南九州の旅」
あの時「湯の良さ、宿の安さ」に魅了され
              「次も必ず行く」の思いを強くした場所になった。

しかし、
ガソリンが高騰し、前の車ならきっと遠出をためらうだろうという日々。
「車が小さくなった分、燃費も半分以下に抑えられるだろう!!」と
言い聞かせ、なんとか新車で出かけた。

中国自動車道の「吉和」付近に来ると、
3月の中旬なのに路肩に雪が・・まだ雪がある・・
                   今年の冬の雪の多さを伺い知る日になった。


安佐SAで車中泊したら、
夜は大雨で、車の屋根を叩き付ける雨音の大きいこと。
「天候が心配な旅にならなければ・・」と祈りつつ寝る。
冬用の寝着で寝袋に入り、その上に毛布2枚をかけて・・
まさに、ここは冬の気温で、冬そのものだ。なんてことだ!!
深夜にかけて天気が一層荒れてきて、大雨になる。
雨音が うるさいのなんの・・しばらく眠れなかったほどだ・・

翌日は、昨日の荒れ模様の天気が、今度は一気に変わり
生暖かい風が吹き、しかもこれまたすごい大風の一日になった。
「あとで、春一番」だったとわかった。

九州に上陸して「ゆうちゃん」という定食屋を見つけ昼食をとる。

前回もこの店を利用したが、今回、店の名前が変わった気がする。
中は一緒で、メニューも相変わらず多く、おいしい店だ。

別府の近くになると街中に「湯煙がモウモウと・・・」見えてくる。


今回、最初の湯は「温泉博士」4月号の無料手形を利用する。
「ホテルさわやかハートピア明礬」、明礬温泉の中にある温泉ホテルで

この「明礬温泉を象徴する橋」がホテルの駐車場から見られる。

建物の外観は上の写真の通り

この施設の駐車場で、入浴の準備をしていたら
「帯広ナンバーのキャンピングカー」が、我々の4台ほど向こうに
停まっているのに気付いた。
「え~!!北海道から来てるの~帯広ナンバーか!!」
「北海道からキャンピングカーで旅行している人なら
              もしかして温泉博士の無料手形を利用しているかもね」と
とても楽しみになり、期待してホテルの内湯に入って行った。
案の定・・??
脱衣所で更衣をしていたら、
にぎやかに話をしながら、60代くらいの二人の女性が入ってきた。
「もしかして・・帯広ナンバーの方ですか??」と思い切って尋ねると・・
「そうよ!どうしてわかったの??」と明るい返事。

それから浴室で、体を洗いながらも「話すは、話すは~♪」
やっぱり温泉博士を利用していた人達だった。
温泉博士の話や、北海道にある「ほっ!」という温泉雑誌の話
これは、北海道の地域温泉雑誌で、
これにも無料入浴手形がたくさんついているとか~
いろいろ話は尽きず・・

浴槽に浸かりながらも、なおも話していたら・・
二人のうち一人の女性が
あの帯広ナンバーのキャンプを自分で運転しているという。
しかも、今回が初運転で、この九州まで来たという。
「え~!!あなたが運転しているの!!」
びっくりした。
昨年まで、ご主人が別のキャンピングカー(トレーナーの牽引式のを)
運転していたらしいが、ご主人の視力が落ちたので
今度は、自分が運転するようになったという。
さすがに、トレーナーの牽引式のキャンプは難しいので
普通のよくある形のキャンプに今回、思い切って乗り換えたと・・・
おどろくほどパワーフルな女性で・・圧倒された。
話を聞きながらも「私には絶対できない・・」と思った。
もう一人の女性は、この人のお姉さんで、
彼女は、ご主人と飛行機で北海道から九州に来ていた。
九州で妹夫婦と合流し、4人で九州旅(キャンパー旅)をしているという。
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愛車との別れ。新しい車で再び南九州へ

2012-05-03 | 車・道路・標識(ローマ字表記)
新年そうそうに、
我が家の愛車「ロードトレック」を手放すことになり、
思いもよらない暗い正月明けになってしまった。

振り返ると13年間、大切に使ってきた車だ。
この車で、実にたくさんの湯旅に行き、多くの思い出ができた。
運転席も助手席も非常に乗り心地がよく、
少し高い窓から見える景色は、ご機嫌なアングルだった。
車内は非常に快適で、中で調理や宿泊もできる車中泊の専門の?
居心地よい車だった。

しかし、
10年目を過ぎた頃から故障が多くなり、修理に出すことが続いた。
外見も内装もきれいなままで、非常に美しい?のに・・
人間でいうと内臓部分は、ツギハギだらけ?の手術状態になってきて
その度に「たくさんの諭吉さんが一度に飛んでいき~あれ~また」と
なんか、頭の痛い車になってきていた。

結局 
昨年10月の南九州旅行を最後に
      ロードトレックとの旅は終わってしまった。

南九州の旅の最中に、
霧島温泉に向け坂道を登ろうとすると、
何かクラッチの調子がおかしくて、勝手にギアチェンジしはじめ
坂をなおも進もうとすると、カンカン カンカンと大きな警報音が鳴り、
とても不気味で 結局 、霧島行きは諦めたことがあった。
考えると、あれが前兆だった。
その後、平らな道での「温泉めぐり」はなんとか異常もなかったが・・

旅行の最後、帰りの中国縦貫道の坂道で、
再び 霧島への坂道と同じ状態になり
それは、冷や汗ものだった。
結局・・
少し走っては、すぐパーキングやサービスエリアで休憩し、
車をしばらく休ませ?を繰り返して、
最後は
山陰海岸の9号線沿いにある出雲「キララ多岐」道の駅まで
なんとかたどり着いた。
そこでその夜は泊り、翌朝、起きてみたら、まったく動かなくなった。
遂に「ご臨終です~・・」の様相・・・

そんなので、長いこと修理やに入っていたが・・
結局、今回は、もっとも重篤な状態で・・
ついに手放すことになった。
愛車との別れをひきずっていたが・・・
3月になり やっと新しい車を購入した。
今度はキャンピングカーではなく 商用車タイプの普通車だが
2列目の座席を1列目の後ろにコンパクトにたためて
後ろが広く平らになる車だ。
二人くらいの人間が横になれるスペースは広く作れる。

まだまだ懲りてなくて、この新しい車でも「湯旅は続けるぞ!!」
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