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ロシア・チェリャビンスク付近に隕石落下、あわや「第2のチェルノブイリ」に

2013-02-16 23:39:54 | 原発問題/一般
<ロシア>ウラルで隕石が爆発・落下 1000人が負傷(毎日)

隕石の地球上への落下は日常的に起きているが、いうまでもなく地球上の7割は海なので、陸上に隕石が落下することは大変珍しい。

ロシアにとっては、1908年の「ツングースカ隕石」を思い出させる惨事だろう。ツングースカの際は、森林火災が起きて膨大な面積が消失したものの、過疎地で人的被害はほとんどなかった。今回は、ウラル地方ではそれなりの大都市であるチェリャビンスク付近に落下し、爆風などで多くの負傷者を出した。ガラスが壊れた建物も多く出た。真冬ということもあり、寒さによる二次災害も懸念されるところだ。

ところで、チェリャビンスク付近には旧ソ連時代、核兵器製造のために作られた秘密施設「マヤーク」がある。1957年には事故を引き起こし、施設周辺地域は深刻な放射能汚染に見舞われた。現在でもがんの発生率が高く、放射能の後遺症が疑われている。

もし、隕石が「マヤーク」を直撃していれば、第2のチェルノブイリになりかねず、間一髪だった。

なお、「マヤーク」に起因するチェリャビンスクの放射能汚染に関し、興味のある方は以下の動画をご覧いただきたい(これを見ると、福島の未来も見えてくる)。

旧ソ連 広がる核汚染 チェリャビンスク秘密核施設 1


旧ソ連 広がる核汚染 チェリャビンスク秘密核施設 2


旧ソ連 広がる核汚染 チェリャビンスク秘密核施設 3


旧ソ連 広がる核汚染 チェリャビンスク秘密核施設 4


旧ソ連 広がる核汚染 チェリャビンスク秘密核施設 5

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