はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

M247 SGT YORK タミヤ 1/35 #5 基本塗装やりなおし

2024-10-28 17:40:37 | M247 SGT YORK タミヤ 1/35

ここ数日の天気は、雨が降ったりやんだり。福島旅行で汚れた愛車の洗車のタイミングがうまくつきません。
散歩は合間をみてなんとかしていますが、秋の長雨なのでしょうか、横浜の予報はまだ数日、「曇り時々雨」の天気が続くようです。

30日の水曜日は、横浜F・マリノスの試合を新横浜にある日産スタジアムで観戦する予定です。
屋根がある席なので、雨が降っても濡れる心配はありませんが、ピッチコンデションを思うと降らないで欲しいです。
相手は浦和レッズ。マリノスはここで負けるとJ2降格のリスクが増してしまいます。
一度もJ2に降格したことがないオリジナル10なので、残り試合が少なくなった現在、ぜひとも勝たなければなりません。

 

さて、M247ヨークですが、どうもオリーブドラブの色が自分のイメージとあいません。
写真は前回の終了時です。タミヤのアクリルとラッカーを比べた結果、アクリルを選んだのですが、すごく暗いし、以前と比べて緑が強い感じがします。
以前と比べてと言っても、じゃあ、いつ?と言われると思い出せませんが........😅
それと前回の記事でタミヤのつや消し塗料はクリアを混ぜてエアブラシしたことがある、と書きましたが、どうしてクリアを混ぜたのかの理由を思い出しました。
タミヤのつや消し塗料は、アクリル、ラッカーを問わずものすごくつや消し度が強いのです。
乾燥した塗装面は「すごくカサカサ」になります。クレオスのラッカーつや消しになれている自分としてはどうしてもこの「カサカサ」が苦手なのです。
油彩やエナメル塗料で行うスミ入れ、ウォッシングはクリアおよびサテンバーニッシュでコートをしてから作業しますが、タミヤの「カサカサ」のつや消しはたとえコートをしても「カサカサ=ザラザラ」の表面が影響してしまう気がしてしまうんです。

前置きが長くてすいません。
クレオスラッカーのオリーブドラブで再塗装することにしました。

 

▼今回の終了時の写真です。なんとか自分のイメージにあう色味に近づきました。
なお、実物(実車)のオリーブドラブに合わせたわけではありません。あくまでも自分のイメージです。
スケールモデラーなら実車に合わせろよ、というご意見もあると思いますが、実車の色味がわからないので自分のイメージを優先させました。
ちなみに私の場合は、自分のイメージで色を決めてしまうことが多いです😅

 

それでは簡単に作業を振り返っていきます。

▼クレオスラッカーC-38オリーブドラブ2で再塗装します。
タミヤよりは明るくなりましたが、まだまだ暗い感じがします。ハイライト処理をして明るくメリハリを付けていくことにしました。

▼ちなみに車体にオリーブドラブを塗装した時の写真。これだけの明るさなら良いのですが、実際は上の写真の方が現物に近いのです。
照明の直下で撮影したのが影響したのかもしれません。
クレオスラッカーC-38つや消しオリーブドラブ2で再塗装しています。

 

▼クレオスのカラーモジュレーションセットからハイライト1を吹き終えた状態です。
どうもベースのオリーブドラブとのコントラストが強すぎます。ベースが暗いのがその原因だと思います。

▼自分の組立方が悪いのか、砲塔の下面の一部が車体と干渉してしまいます。
なので、砲塔を回す時は、若干砲塔を上へ持ち上げるようにしないと車体を傷つけてしまいます。
そうして回そうとしたところ、持った場所が悪くて部品が剥がれてしまいました。
仕方がないので接着して一晩置くことにしました。

 

▼翌日、作業開始です。ハイライト1にベースのオリーブドラブを同量混ぜて「改ハイライト1」を塗装しました。
全体を明るくするのが目的なので、パネルの継ぎ目をシャドウになるようにし、ほぼ車体前面にエアブラシしています。
ベタ吹きではなく、少しムラっぽく吹いています。

 

▼エアブラシのカップに残った塗料を塗料皿に取り出し、カラーモジュレーションセットのハイライト2と溶剤を足します。
再びカップに戻して「改ハイライト2」として「改ハイライト1」に上塗りしました。

 

▼ボルトなどにさらに明るい「ハイライト3」を塗装する可能性があるので、残った「改ハイライト2」をスペアボトルに移しました。

ここで最初の作業終了時の写真につながります。
基本塗装がやっと終わったので、次回は細部の塗り分けをしたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 


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4 コメント

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Unknown (hajime)
2024-10-29 12:15:55
Choro-Poo様、コメントありがとうございます。
>OD色って難しいですよね。<
そうですよね。確かに悩んで難しい面もあります。
でも情景によっていろいろと変えられる楽しみもあると思います。
ベトナムの黒っぽいOD、埃にまみれたイメージでカーキを足したOD、それともグッと緑を強くして英軍に使ってみるかのOD、などなど試してみるのも楽しそうです。失敗もありますけど😅

>タミヤの塗料で言えばアクリルもエナメルも共に生産ロットの違いで緑っぽい時や黒っぽいときがあって微妙に色が変化している<
そうなんですか、道理で前とちょっと違うなあと思った原因がわかりました。
でもこれほどブレるのはタミヤらしくない気がしますね。
私みたいに途中で塗料が切れて、新しく買ったら色が違うとなると困ってしまいますし。

>自分のイメージに合わせるのが一番の正解だと思います。<
最後はそこで落ち着くことになりますよね。私もそれで正解だと思います、良かった😄

>hajimeさんの色ムラは最高に決まってます、いい感じです勉強になります。<
ありがとうございます。
この色ムラもまさに自分のイメージを優先していますが、お褒めいただき、とても嬉しいです。
返信する
Unknown (hajime)
2024-10-29 11:48:54
0-sen(零銭)様、コメントありがとうございます。
オリーブドラブ、ダークイエロー、ジャーマングレー、それぞれ基本色でありながら、明暗、赤味か緑味か、茶系か黄系か、青味か灰色系、などなど悩ましい限りであります。
大体は明暗の調整で済ませているのですが、今回のタミヤのオリーブドラブはどうも暗すぎて緑が強すぎて、もうベース色として修正できるとは思えなかったので、思い切って塗り直しました。

>自分の塗色のイメージと言うのは誰にでもあるようで、私も時々思うことがありますね。<
確かにモデラーは各々の感覚で色のイメージをとらえていると思います。
そしてコダワリもありますよね。

>ドイツ機のRLM02と63、これは同じ色と言うことになっていますが、コンドル軍団機に使用されているRLM63はMr.カラー60番とは異なる色だと思っています。<
そうですよね、コダワリってありますよね。
自分にとっては飛行機、そしてドイツ機の色についての知識がないので、逆にキットの指定色をためらいなく使っていくと思います。
でも、造詣が深い方にとっては、そこにコダワリがあって追求していくんですよね。
ちなみにC-60のRKM02グレーをタミヤ1/35英軍のチャレンジャー1のベース色として使いました。72のドラゴンのチャレンジャー1がこのC-60の指定で、最初は「え〜〜、違うのでは」と思ったのですが、塗装してみると自分のイメージにマッチしたので、タミヤ1/35にも使ってしまいました。
おそらく実物のチャレンジャー1のダークグレーは、もっと濃くて緑が強いのだと思いますが、これこそイメージ優先で済ませてしまった例でした😅

>次はオリーブドラブの戦車を作りますが、貴殿のような拘りはなく、既存の塗料を使用することにしています。<
それぞれのイメージとコダワリがあるので、ケースバイケースで良いと思います。
返信する
色ムラ、最高です♪。 (Choro-Poo)
2024-10-29 11:06:07
微妙な時間帯なので、おはこんにちは(笑)。
OD色って難しいですよね。
特にタミヤの塗料で言えばアクリルもエナメルも共に生産ロットの違いで緑っぽい時や黒っぽいときがあって微妙に色が変化しているように思います。
他の色もそうなのでしょうが、特にOD色が目立ち易いのかもしれませんね。
加えて写真や映像で実車を見た場合も光加減などで色の振れ幅が物凄く大きい色でもあります。
なので自分のイメージに合わせるのが一番の正解だと思います。
かく言う私は何から何までその時の気分の成り行き任せであります(笑)。
でも、それよりもホントのOD色の肝はムラっ気の作り方にあると思います。
その点で、いつもの事ですがhajimeさんの色ムラは最高に決まってます、いい感じです勉強になります。
実はhajimeさんのエアブラシ技をどうやって筆塗りで再現するかが私の目標でもあります(笑)。
返信する
Unknown (0-sen(零銭))
2024-10-28 20:35:38
ODだけで、これだけの拘り感はさすがですね。この辺は是非見習いたい部分ですが、私には無理っぽいです。💦
ODだけでなく、自分の塗色のイメージと言うのは誰にでもあるようで、私も時々思うことがありますね。一例として、ドイツ機のRLM02と63、これは同じ色と言うことになっていますが、コンドル軍団機に使用されているRLM63はMr.カラー60番とは異なる色だと思っています。
トリープフリューゲルが完成したので、次はオリーブドラブの戦車を作りますが、貴殿のような拘りはなく、既存の塗料を使用することにしています。
返信する

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