チッピングより先に墨入れ(ピンウォッシュ)とウォッシングをすることにしました。
▼油彩のローアンバーをボルトやパネルラインに沿って落とし込んでいきます。
▼前面と向かって右側が墨入れとウォッシングが終わった状態です。
▼車体右側にもスミ入れとウォッシングをしていきます。
写真はスミ入れをした状態です。
ここからはみ出した油彩を綺麗なターペンタインを少し含ませた筆で広げていき、ウォッシングの作業をしていきました。
▼拭き取りながらウォッシングが終わりました。はみ出した部分を完全に拭き取るつもりで進めました。
薄く伸ばしてほとんど色がつかない方が良いようです。はみ出した部分が中途半端に残ると薄く滲んで汚く見えてしまいます。
▼足回りもスミ入れとウォッシングをかけます。車体と同じローアンバーを使いました。
▼拭き取りが終わってウォッシングが済みました。
誘導輪と軌道輪がはまっている部分の履帯の塗装がされていなかったのに気がついたので、この後タミヤアクリルXF-84ダークアイアンを筆塗りしておきました。
今回はここまでです。次回は油彩による退色表現を行う予定です。
この週末あたり私も九十七式のウェザリングに油彩を積極活用してみようかと思ってます。勉強させていただきます♪。
図画工作は、得意な私ですがこちらでお見かけする戦車がプラスチックなのにこんなに鉄の感じが出ているのにびっくりしてます。
ペイントでここまでの質感を出せるのですね。
すごい。
お部屋は、きっと戦車だらけかと思いますがもはやアトリエですね。
とても素敵な余生の過ごし方だと思います(⌒∇⌒)。
2枚目の写真で、リベット等の存在感が増し増しになっていることがよく分かります。
油彩の拭き取り方、参考になりました。
ウォッシング時の油彩は、はみ出した油彩を薄〜くのばして色がほとんど付いていない状態にしています。今回は、単色塗装なのでよりそのようにしました。
迷彩の場合は、各色を馴染ませる目的があるので単色よりは多少ローアンバーの色を活かすことが多いです。
九七式の履帯のたるみ処理はナイスですね。真鍮線を目立たせないようにするアイデアが素晴らしいと思いました。
プラスチックが鉄のように見えると言っていただきありがとうございます。大変嬉しいです。
塗装の仕方や戦車の場合は汚すためのマテリアルやその方法などなど、世界中のモデラーが工夫し錯誤しながら生み出した方法を日々真似しております(笑)。
ご想像の通り、部屋はアトリエと言うより作業場に近い状態です。完成品は飾りたいのですが、スペースが取れず仕舞い込んでいます。
コロナ禍のため、もう一つの趣味であるサッカー観戦はもう1年半していません。
横浜F・マリノスを応援するブログもありますので、見ていただけると嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/hajime_yfm
リベットへのスミ入れを強調したかったので、ご指摘ありがとうございます。写真だと少しわかりにくいかなと思っていたので嬉しいです。
油彩は拭き取りで散々失敗してきたので、その結果とにかくなるべく拭き取ってしまうのが良いとなりました。後から汚しをプラスする事はいくらでも出来るので、控えめに控えめにを心がけています。