学べば学ぶほど、
自分がどれだけ無知であるかを思い知らされる。
自分の無知に気付けば気付くほど、
よりいっそう学びたくなる。(アインシュタイン)
「思想というフィクションは、人間の飢えを必要とします。物質的にも飢え、精神的にも飢えている状態に必要なのですね。飢えているからこそ、壮大なフィクションの中に入ることができる。(司馬遼太郎)
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知れば知るほど知らないことがわかってくる。これが学びの真髄である。
大学院の入試面接での受験生の進学動機の定番が、「卒論を書いてみて、わからないこと、しらないことたくさんあることがわかったので」である。
研究者を強く研究に動機づけるのが、この知的好奇心である。そして、いったん研究の道に入りこむと、知的好奇心は膨らむばかり。かくして、研究の世界から抜け出られなくなる。
普通の学びでも、知的好奇心をくすぐられれば、真正の学びへと歩みだせる。しかし、そのためには、まずは、わからないこと、嫌いなことを苦労して学ぶことから始めなければならない。
そこでは、学ぶ人の学びへの謙虚で素直な態度が必要。なんでもすぐにわかった、そんなこと自分は知っていたと学びをあなどる人もいる。
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