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生活の中の目標その2

2018-01-17 | Weblog
両極端な2つの目標

「日常生活的な無意識化された目標」
日常生活で目標を意識するのは、その時その場、とりわけ目標達成の障害になる、ちょっとしたミスや不具合が発生した状況に誘発されてのことが多い。しかし、そのような状況は、生活全体としては、比較的うまくいっているといえる。
・電気を消し忘れた>外出ときには、電気を消す目標を忘れた
・パソコンの起動ができない>目標達成までの手順を忘れた

「緊急かつ特異的に設定された意識化された目標」
たとえば、体重増加が健康にまで影響するような状況が発生すれば、ダイエット目標が他のあまたある目標はさておいて、最優先の目標として設定せざる得なくなる。
あるいは、子どもの受験が1年後に迫ってくれば、合格目標を家庭生活のトップ層の目標にせざるを得なくなる。

この2つは、いわば極端な場合であり、現実の生活のなかでの目標管理は、この間で揺れ動いている。
たとえば、最初は、「緊急かつ特異的に設定された意識化された目標」にしたがって、ダイエット行動をしていたが、知らず知らずに(目標が無意識化されてしまい)ついついダイエット目標からかなりはずれてしまったこと(リバンド)に気が付いた(目標未達がわかった)ので、再度、「緊急かつ特異的に設定された意識化された目標」として改めて実行することになる。

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