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記憶に頼らない

2008-03-15 | ヒューマンエラー
「記憶に頼らせないようにする」
 人の記憶は覚え込む(記銘)ことも、それを貯蔵しておくことも、さらに、思い出す(検索)ことも、あまり巧みではない。記憶はビデオ記録のようなものではないのである。記憶に頼ったばかりにおかしてしまうエラーは意外に多い。
 
2-1)一度に指示・連絡できるのは、情報のまとまり(チャンク)にして最大7まで。馴染みのないことなら、高々5つまで。
 実習1「短期記憶の限界と記憶の脆弱さを知る」<PP6>
      魔法の数7が限界 
 実習2「チャンキング(chunking)を支援する」<PP7,8> 
      チャンクをわからせる 表現
        意味のチャンクと見た目のチュンクを一致させる
2-2)新旧知識とのギャップに注意する
●旧知識は消えない
 ・新システムに変更したときは要注意
●新知識を活性化しておく(提言その3参照)
●旧知識が駆動しないように、状況をがらっと変える

2-3)外化(頭の外に出すこと)による多彩な支援を用意する
 実習3 空書 習熟すると、知識は身体に移行する。

●口に出してみる
  ・自己確認
  ・周囲による確認支援
●動作にしてみる
  例;指さし呼称
      確認機能、行動調整機能、情報共有機能
●見えるように
  実習4「再認(見せて選ばせる)は再生よりやさしい」
      <PP9、10>
  例;ポストイットの活用 
  例;道具箱の整理整頓
     置き忘れのチェック



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