法務問題集

法務問題集

民法 > 総則 > 法律行為 > 無効 > 追認

2012-05-02 00:00:00 | 民法(2024年) > 総則 > 法律行為等
【問題】
01. 無効な行為は、原則として、追認しても効力は発生しない。

02. 当事者が行為の無効を知りながら追認した場合、行為時に遡及して効力が発生する。

03. 当事者が行為の無効を知りながら追認した場合、その行為は初めから有効だったものと看做す。

【解答】
01. ○: 民法119条(無効な行為の追認)本文

02. ×: 民法119条(無効な行為の追認)但書
当事者がその行為の無効であることを知って追認をしたときは、新たな行為をしたものとみなす

03. ×: 民法119条(無効な行為の追認)但書
当事者がその行為の無効であることを知って追認をしたときは、新たな行為をしたものとみなす

【参考】
民法第119条 - Wikibooks

民法 > 総則 > 法律行為 > 無効 > 原状回復義務

2012-05-01 00:00:00 | 民法(2024年) > 総則 > 法律行為等
【問題】
01. 無効な行為に基づく債務の履行として給付を受けた者は、原則として、相手方に原状回復義務を負う。

02. 無効な行為の時に制限行為能力者だった者は、その行為によって現に利益を受けている限度で返還の義務を負う。

【解答】
01. ○: 民法121条の2(原状回復の義務)1項

02. ○: 民法121条の2(原状回復の義務)3項後段

【参考】
民法第121条の2 - Wikibooks