ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2012-18 姜尚中 何のために「働く」のか 音読会にて

2012年05月14日 | 日記
5月13日 音読会例会
教材は、中3 東書から

筆者は「悩む力」等の話題作や
昨今の社会・政治に対して鋭く分析している。政治学者、東大大学院教授。
何のために働くのか
食べるため、生きるため。働きがい、夢の実現。等

・資産家の息子が働きもせず,優雅に暮らしていたが実はコンプレックスの塊だった例。
・あるワーキングプアが道路清掃の仕事を得る。人に声をかけられ涙するシーン。
働く意味とは?
社会の中で自分の存在を認められるということ。
「相互承認」の関係であり、アテンションに近い。
このアテンションが会では適当か話題になった。

さて姜さん自身、生い立ちは厳しい社会のなか育っている。
在日2世が就職での差別。
大学院から留学そして結婚、主夫業をへ、ある牧師との出会い。
それをきっかけに国際基督教大学の准教授へ・・現在に至る。
この生い立ちの背景厳しい社会に対面しながら
遠回りしたようにみえるかもしれないが
無駄なことはなにもなかった。といって
人との出会いがきっかけでもあることを後日述べている。


次回は読み方について




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