ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2012-25 あれっ 司書と司書教諭と専任司書教諭の違いわからないのでは? 定期大会にて

2012年05月25日 | 日記
 4年前に異動で肩書きが専任司書教諭であった。
少人数指導(20時間)との兼任である。
専任ーは岩手県独自の条例で27学級以上はおかねばならない。
県内では大規模校のみに配置されているわけである。県内数名である。

さて先の定期大会に戻る。
たたかいの総括の教育条件整備。
ここで注目したのは
2012年度、文科省予算の中に学校図書館の司書(担当職員、教員免許はいらない)
がくみこまれたことが議案書に明記されていたこと。実施人数は今後調査したいとあった。

質疑1、司書の予算が全国的に配置されたのは、現場として念願がかない図書館教育の充実につながる。
    ところで岩教組としてこの件で昨年司書配置の修正案を否決したのであったが司書配置に関して、
    どのような取り組みをしてどう総括しているのか。

答弁   執行部b あなたがいってることと、こちら(執行部)がいってることはなんら違いがないのです。(真顔でした)
         多くのかた、多くの団体からの予算化運動により、前進し、勝ち取ったものである。
   執行部c 03年専任司書教諭の法制化がなされた。それにそって配置を求めている。

 これにはあいた口がふさがらなかった。
 執行部はこの司書と専任と司書教諭の違いが分かっていないのではないか。
 日教組の運動方針もはたして理解していたのか。

 誰が司書配置の運動を推進してきたのか。
 日教組は専任司書教諭の配置を求めてきたのである。
 だから司書配置運動は切り捨てたのだ。
 つまりこれを勝ち取る運動をしてきたのは図書館関係者の地道な運動推進なのであった。

 次に03年の法制化は12学級以上は司書教諭を配置するというものである。
 専任司書教諭はまだ法制化されていないから目標として運動しているのである。(岩手は特殊別件)
 なんだか声を大にしていってきたことが「のれんにうでおし」だったきがしたのであった。
 むなしさがのこった。続く

  

コメント
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