ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2021-7阪神大震災から26年

2021年01月17日 | 日記
また1,17がやってきた。当時たまたま神戸にいてあの震災を経験した自分にとっては
3,11と同じく記憶に残る日である。
この震災で生まれた「しあわせ運べるように」は各地で民間教育団体でも歌い継がれてきた曲であった。
その曲を作った白井真教諭が今年で定年を迎えるとを知った。
神戸から発信されたこの曲は3,11の時も一部詞の「神戸」を現地の三陸などに置き換えて歌われていたのだ。
今後、全国に更に広げて行きたいと語っていた。彼の活躍を期待したい。

この阪神震災と関連して気になった3,11の復興記事があった。
それは三陸の被災地のかさ上げの規模と堤防の高さである。
10年たってようやく箱物がたって仮設住宅も撤去されてきた。
しかし10年も時間がかかり、かっての予想される人口が大幅に減少し、
自治体では空き地問題に悩まされている。

なぜか。阪神震災経験した方々がアドバイスして理想の町の復興を計画したにもかかわらず
人が減少したのは、時間がかかりすぎたことだ。かさ上げが当時の計画の2倍の高さにかさ上げされ
また堤防も途中から10mは高いと気付いた住民が変更申し出ても自治体では更に計画が遅くなると却下してしまったこととか。規模が膨らんできても誰もがストップをかけられなかったという証言がよせられていた。
しかし、阪神は都会型の被災地であり、数年たつと空き地も埋まっていったとあった。
しかし三陸はもともと過疎地である。
数年後空き地が解消されていくだろうか。危惧されるのが人口減少の問題だ。
コメント
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