ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2021-10 人生100年・情熱と努力の人

2021年01月28日 | 日記
先だって、マスターズ水泳最高年齢で世界記録保持者であった
大正3年生まれの長岡三重子さんが106才で亡くなった。

すごいのは長岡さんは元アスリートでもないのだ。
80才から膝を痛めたことをきっかけに水泳を始めて1年かけ泳ぎを覚えた人である。
そして二〇数年やるならとことんつきつめるといった性格で泳ぎ続けた人であり、
実に多くの人の目標になったことだろう。そのうちの一人なのだが。

水泳は体幹が左右するスポーツだ。
その点、踊りの師匠だった長岡さんは体幹がしっかりしているのだと推測される。
技術より体幹。今それに苦労しているだけにうらやましい限りだ。

1500mクロール、バック。それを100才を超えて
一時間以上泳ぎ切る体力。
決してスピードがあるわけではない。
バックの記録は一時間一六分。一般ならその半分ぐらいで泳ぐタイムだ。
ただし100才では誰もが泳がない未踏の記録なのだ。

多くの人にやる気と継続の大切さをもたせた長岡さん
心からご冥福をお祈りいたします。








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