ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2023-95「 夢みる小学校」上映会に参加して

2023年05月08日 | 日記
2月に北上で「夢みる学校」という東京の桜丘中学校の講演会に参加して
大変感銘を受けたのだった。
そのバージョンで小学校版の映画会かと思って5月6日の上映会に参加したのだった。
60年以上、成績通知表がない「総合学習」の長野県伊那小学校。
校則Oの世田谷区立桜丘中学校、きのくに子どもの村学園の3校が紹介されていた。

現役時代、総合的な学習が新設された頃に
その先駆けとして有名な伊那小学校を訪問している。
チャイムのない学校として知られている学校で
算数の速さは実際に川にいって小さな手作りボートを流してみて
速度計測をして実感できる授業だった。
ある学年は自分たちで家を建てるのが卒業制作だった。
スケールの違いを見てそして子どものが主体の授業を見て
感動して帰ったことを記憶している。
そしてそこでとれたイナゴの佃煮をお土産にしたことも。
さて本上映会はそれより多くの時間がフリースクールに費やされていた。
きのくに子どもの村学園。設立者の校長は大阪市立大学の堀真一郎元教授だ。
学校に子どもを合わせると息苦しさを感じる子どもがでてくる。
子ども達に学校を合わせるという発想だ。
全国に10以上あるようだ。
たまたま見た夜のドキュメント番組、富山の砺波もりのみやスクールもその考えに近いと感じた。
子ども達の学校の姿はどうあるべきだろう
映画とTVをみて考えこんでしまった。・・・

コメント
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