ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2024-33 少子化は生きにくさの表れ

2024年03月03日 | 日記
23年度の出生率が日本1.26そして韓国が0.72と発表された。
政府は新生児が80万を切って76万人。予想を12年上回る減少と嘆く。
躍起になって子ども手当を3万円支給等発表。18歳までに一人約150万支給とか。
しかしZ世代は冷ややかだ。
子どもをもつことはコスパやタスパが悪いということとして捉えている。
つまり、今でいう費用対効果や時間的効果が悪いということだ。
先をいっている?韓国では子育て罰という。
お金がかかる。苦労をする。教育費が高い。子育て負担が女性のみ。
今の生活の幸せより低くなり、割に合わないというのだ。
根本は日本と共通するジェンダー平等がかなり低いことだ。
先進国で下位なのだ。
韓国政府も2006年とかなり前から対策を講じ今までに21兆費やしている。
しかし歯止めがかからず、22年から一人3万円支給との対策も効果がでず、
0.78から0.72と下がっているのだ。
少子化対策は構造上の問題であり、女性の生きにくさの表れなのだ。
ここにメスを入れる、小手先の何万かを支給という目先の人参だけでは
多少はあるだろうが根本解決には程遠い
ジェンダー平等な社会へ方向性を見出してほしいものだ。
雑感でした。



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