ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2024-57 あの話題作「オッペンハイマー」

2024年03月30日 | 日記
春の気配を感じさせる陽気。しかしあいにくの黄砂で見通しが悪い。

さてあの話題作の映画を観賞。3時間の長編作品だった。
オッペンハイマーの生涯。物理学者としての葛藤。
62歳の亡くなるまで、波乱に満ちた一生だった。
彼の生涯を振り返ると
ドイツからユダヤ系移民の子としてニューヨークで誕生。
ハーバード大学を経てカリフォルニア工科大学で准教授。
1939年35歳で第2次世界大戦に勃発。
36歳で植物学者のキテイと結婚。
1942年に極秘マンハッタン計画。ロスアラモス国立研究所所長。ドイツ、ソ連、核開発進行。
ここから原爆の開発研究をスタート。
1945年7月16日核実験が実施される。
物理学者としての苦悩。
1945年41歳 8月6日広島、8月9日長崎に原爆投下される。
1947年、水爆の研究開発に反対の意思表示。
1950年代赤狩りが始まる
1954年、50歳ごろソ連のスパイとしての容疑。政府公職追放される。
1967年2月18日、失意の中で62歳で亡くなる
2022年12月、政府は1954年の処分は偏見に満ちていたと謝罪。
映画ではアインシュタインも登場人物にあった。
この経歴で大方の筋が見えてくるかと。言葉にできない部分もあった。
必見です。



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