復興元年 水上洋甫
海を見守る安波の山から 日の出を見た
東の空 薄い雲を割って 暖かい光が 家々のあった大地を 優しくなでる
そこにあった 生きがい 財産 活気が 瓦礫という形になってしまった
その中から使えそうな物を よそから盗みにくる人がいる
警察が捕まえてくれた
瓦礫の受け入れを 断る人もいる 放射能がついているからと言って
瓦礫がそうなら 私たちにもついている 汚染されている
そういうことなのか 感謝を伝えに 恩を返しに 会いに行けば
面会謝絶となるのだろうか
愛に支えられ 絆の 温かみに感謝して 必死に生きている
海を見守る安波の山から 日の出を見た
東の空 薄い雲を割って 暖かい光が 家々のあった大地を 優しくなでる
そこにあった 生きがい 財産 活気が 瓦礫という形になってしまった
その中から使えそうな物を よそから盗みにくる人がいる
警察が捕まえてくれた
瓦礫の受け入れを 断る人もいる 放射能がついているからと言って
瓦礫がそうなら 私たちにもついている 汚染されている
そういうことなのか 感謝を伝えに 恩を返しに 会いに行けば
面会謝絶となるのだろうか
愛に支えられ 絆の 温かみに感謝して 必死に生きている