ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2024-47 復興に向けて2

2024年03月15日 | 日記
      絆         水上洋甫

ふとわからなくなる   きずな    キズナ    絆

いつ絆は安売りされたのだろう
いつから価格競争を始めたのだろう
21世紀はこんなはずではないだろうに

多くの人が泣いた 日本全国 泣いただろう

私たちの涙は決して黒くない  流した涙は 風に乗って 
長い時間かけてどこかで
 雨になる 恵の雨に なる  未来の大地で

震災後に造られたサンマ船が沖へ出る

ゆずれない未来がある 止められない未来がある
私たちは生きていく 海とともに生きていく (一部編集)

前回10年ぶりに写真掲載しました。 復興に向けて、注目したいのが、2人。
そのうちの1人、阿部さん宮城大学特選助教  彼は石巻の硯で有名な雄勝町生まれ
街の再生に向けて高台集団移転と10mの堤防に住民とともに反対し続けたが、
行政は早くしなければ遅くなると決行。
 その結果、住民4000人が1000人になってしまった。
しかも集団移転といっても一部は他の地区に住まわざるをえない広さ。
10mの壁を前にして何から何を守るのか、と自嘲気味に語る阿部さん。
壁を隔てた更地には全く利用されない土地があるのみ。
その教訓生かして、能登の志賀町で区長などに助言等活動をしていた。
岩手でも似たケースはたくさん見られる。
10年以上かけて再建しても住民が戻らないケース。
空き地が半分以上等。
ふるさとへの執着より生業が先行される。生きる手段。若者は都会へ。
時間はより早く過ぎていく。タイパの時代の価値観に合わせざるをえないのか。・・・
コメント
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