ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2016-385  文庫Xの出現

2016年12月11日 | 日記
本が売れないと
出版業界のなげきを良く聞く昨今。

今までにないくらい新刊本がでているのに。

今研修をしているJPICでもそれが話題になっていた。

それが盛岡の地元の書店でしかけた文庫Xという本が
実に驚異的に18万冊売れたのだった。

11月に購入。読み始めたら一気に読めた。面白い。
幼女誘拐殺人事件、犯人は冤罪の可能性大。
記者が事実を足で取材して究明していく内容だ。

12月9日夜にその作家がきて対談。
駅前のギャラリーは2階まで。
約120人ぐらいの方が聞いていた。

作家が感心していたことは
本が売れていったのに
「誰もが文庫Xの本の題名を明らかにしなかったことは驚きだった」と。

そして冤罪事件と司法のあり方などにも課題を提示していた。

1つの本屋の勇気ある試みによって
読み手の読者はいつでもそばにいるのだということが
実証されたのではなかろうか。
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