その４６ マスコミでは言い表せない３，１１

　土、日、の民教研。参加者約１００名
その中のシンポジウム。被災に合った沿岸部の方々の生なましい体験談。
そして福島の方からの津波ト原発。
当日は卒業式で午後、線路をはさんで買い物をしに行った子たちは助かったが
家にいた子たちは流された無情な線引き。
避難していた市民会館に津波、あと数センチというところで呼吸をし
偶然、天井のはりにはさまって助かったとか２００名をこえるなかで数名の生存者の生徒や
たくさんの遺体の中でねむらざるをえず、
すごした時間など、想像を絶し、生きぬいた体験。
岩手では小学生、中学生、高校生、８０名近くが犠牲になっています。
しかし、学校の管理下では小、中学生は０だったと聞いていますが。
被災後の２日間、ピンポン玉ぐらいのおにぎりを１個とか、
避難所によって、つらかった箇所もあったようです。

福島では夏場もマスク、冷房はもちろんなく扇風機設置してほしいという声にも
電気代はだれがはらうのかをきにしてしなかった、地教委。
暑さよりまだ放射能がましと窓をあけてしまった等等。
危機的状況でどう生きるか問われている気がします。

人事について質問しました。
福島、宮城、岩手で１０００人の災害の加配が入るというがどんな状況か。
福島では浜通り中心に５月時点で１２０００名が各地に避難。その結果４８１人（非常勤が多いが）
定数法からオーバー。このままでは講師１５００人中③分の１が切られる結果に。
また教師の配置換えなど問題が多いようです。
その点では岩手の１年据え置きの人事は実態に即している。
過去３度の津波の体験が生かされているのではと。
１０００年に一度という大災害です。
定数法をこえた人事配置が今必要なのではないでしょうか。
続く。