9月30日から12月6日迄開催した6回の秋期講習会が終わりました。
この講習は区内2会場で毎年春と秋に行っている全3回の講習会です。
参加人数は少なめでしたが、一人ひとりにしっかり伝えることができて
参加者満足度はアップしているものと思います。
また、秋は堆肥作りをスタートするのに適した季節でもあり
多くの参加者が問題なく堆肥化を進めてきました。
しかし第2回・第3回で行っている少人数のグループ別講習で、
ひとり一人の堆肥作りについてをお話しを伺っていくと、
時には思いもよらない質問が出て驚いたり戸惑う事もありました。
その一つは、生ごみの発酵促進剤としてお配りした米ぬかぼかしを、
ぬか漬けに入れてみたという報告でした。
また、講習では実際の堆肥作りを再現できるように、
大きめのプランターや発泡箱を持ち込み、実演をしながら説明していますが、
「私はこれで堆肥づくりしています」と
弁当箱のような小さな容器を持参した方もありました。
さらには強い臭いが出てしまった方も。
いくつかのハッとするような質問にも講師が適切にアドバイスしながら講習を進めてきましたが、
伝えることの難しさを感じ、勉強し直す機会にもなりました。
生ごみのたい肥化はコツをつかめば難しいことではありません。
最初はテキスト通りに実践して、慣れてきたら自分流のやり方を見つけることも
長続きするコツです。
春にはできた堆肥を使って、花や野菜を育てて楽しんでいただきたいものです。 ( yuri )