MINDFIELDS11曲目はドラムのLOOPから始まります。
そういえばJEFF PORCARO時代のTOTOはほとんど打ち込みは使っていませんでしたが、SIMON PHILLIPSに交代してから、普通に打ち込みを使うようになっています。もともとSIMONは技術屋ですから、生と打ち込みの使い分けもよくわかってるんでしょうね。よりPOPなアルバムであるMINDFIELDSはTAMBUに比べてその傾向がより目立ってきているのがわかります。
で、曲は「MELANIE」。STEVE LUKATHERお約束の女性の名前バラードシリーズなんですが...、これ、TOTOのバラードでは最高傑作だと私は確信します。ポップなミディアムテンポながら憂いを帯びたLUKATHERのボーカルが重なり、バックで激しく動くMIKEのベースラインが泣かせます。そしてSIMONのドラムのリズムもバラードではあまり使われないパターンを刻んでいるのが、更にこの曲を際立たせている一因となっているように思います。「99」もいいですが、私はこちらに軍配を上げたい!とにかくこの曲には惚れ込んでます。
12曲目「CRUEL」。ハードロックな導入部をホーンセクションを交えながらメロディアスにつなぎ、サビで盛り上げる。そして最後は「ROSANNA」っぽいセッションで締める。まさにハードロックとFUSIONを絡めたような作品です。
続いては「BETTER WORLD」PART1から3に分かれていますが、このところの一連のインストシリーズと言えるでしょう。プログレっぽいインストのPART1からPART2に移るとLUKATHERのメッセージ色の濃いボーカルが入ります。東京JAZZでこの曲をやったのは、もちろんインストが中心の曲であることもさることながら、この時代に向けてのメッセージの意図もあったのかもしれませんね。
そして更に日本盤のみボーナストラックということで「SPANISH STEPS OF ROME」が続きます。お待ちかね、DAVID PAICHがリードボーカルです。とうとうPAICHのボーカル曲は日本盤のおまけになってしまいました。ですからジャケットにもクレジットどころか曲名すら載っていません。でもTOTOとしてはなかなかレアな名曲で、タイトルのごとくSPANISHなアコギに載せて、DAVID PAICHがひたすら淡々と歌い上げます。幻想的な女性コーラス(クレジットがないので誰だかわかりません)が絡み、影を落としたエーゲ海の風景、白い石造りの建物が目に浮かぶ抒情詩のような曲です。このアルバムがまるで夢だったような、そんな後味を残して80分近いこのアルバムが終わります。
そういえばJEFF PORCARO時代のTOTOはほとんど打ち込みは使っていませんでしたが、SIMON PHILLIPSに交代してから、普通に打ち込みを使うようになっています。もともとSIMONは技術屋ですから、生と打ち込みの使い分けもよくわかってるんでしょうね。よりPOPなアルバムであるMINDFIELDSはTAMBUに比べてその傾向がより目立ってきているのがわかります。
で、曲は「MELANIE」。STEVE LUKATHERお約束の女性の名前バラードシリーズなんですが...、これ、TOTOのバラードでは最高傑作だと私は確信します。ポップなミディアムテンポながら憂いを帯びたLUKATHERのボーカルが重なり、バックで激しく動くMIKEのベースラインが泣かせます。そしてSIMONのドラムのリズムもバラードではあまり使われないパターンを刻んでいるのが、更にこの曲を際立たせている一因となっているように思います。「99」もいいですが、私はこちらに軍配を上げたい!とにかくこの曲には惚れ込んでます。
12曲目「CRUEL」。ハードロックな導入部をホーンセクションを交えながらメロディアスにつなぎ、サビで盛り上げる。そして最後は「ROSANNA」っぽいセッションで締める。まさにハードロックとFUSIONを絡めたような作品です。
続いては「BETTER WORLD」PART1から3に分かれていますが、このところの一連のインストシリーズと言えるでしょう。プログレっぽいインストのPART1からPART2に移るとLUKATHERのメッセージ色の濃いボーカルが入ります。東京JAZZでこの曲をやったのは、もちろんインストが中心の曲であることもさることながら、この時代に向けてのメッセージの意図もあったのかもしれませんね。
そして更に日本盤のみボーナストラックということで「SPANISH STEPS OF ROME」が続きます。お待ちかね、DAVID PAICHがリードボーカルです。とうとうPAICHのボーカル曲は日本盤のおまけになってしまいました。ですからジャケットにもクレジットどころか曲名すら載っていません。でもTOTOとしてはなかなかレアな名曲で、タイトルのごとくSPANISHなアコギに載せて、DAVID PAICHがひたすら淡々と歌い上げます。幻想的な女性コーラス(クレジットがないので誰だかわかりません)が絡み、影を落としたエーゲ海の風景、白い石造りの建物が目に浮かぶ抒情詩のような曲です。このアルバムがまるで夢だったような、そんな後味を残して80分近いこのアルバムが終わります。