TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

LIVEFIELDS続き

2004-11-23 23:04:33 | TOTO&FUSION
LIVEFIELDS オープニングは「MINDFIELDS」から「CAUGHT IN THE BALANCE」です。いきなりシーケンサーから始まるなんてTOTOも変わったものです。これも時代の流れなんでしょう。
そして「TALE OF A MAN」に続きます。昔のライブでは定番の曲だったようですが、まさにBOBBY復帰したからこその選曲でしょう。
そして「ROSANNA」。SIMONのドラミングが、「ABSOLUTELY LIVE」の時は普通に8を刻んでいただけだったんですが、しっかりシャッフルしてます。やっぱりこの曲はシャッフルじゃないとね。
「MILLION MILES AWAY」なんて渋い選曲からインストコーナーに突入、「JAKE TO THE BONE」と来てSIMONのソロと続きます。JEFF PORCAROはドラムソロをやらないことで有名でしたが、ここはSIMON PHILLIPS、叩きまくりですね。こうして聴いてみると、改めてSIMONってものすごい手数の多いドラマーだということがわかります。最後に「DAVE'S GONE SKIING」のさわりをやって終わります。
ACOUSTIC SETでは結構意外な選曲なんじゃないでしょうか。「OUT OF LOVE」「MAMA」「YOU ARE THE FLOWER」「THE ROAD GOES ON」とメドレーで続きます。別にヒット曲にこだわらない、地味めな選曲ですが、なかなかよろしいです。
そして「BETTER WORLD」「GIRL GOODBYE」とライブの盛り上がりもピークに達します。SIMONも「GIRL GOODBYE」でこれでもかとばかりにおかず入れまくりで盛り立てます。ただ悲しいことにSIMONのドラム、おかず入れまくりはいいのですが、なんかJEFFとはノリが違うのでしょう。若干もっちゃりした「GIRL GOODBYE」なっちゃってます。そしてBOBBYの声もサビの高さについていけなくなっています。BOBBYもTOTOの中では一番の年寄りですから贅沢いっちゃいけないんですけどね。
そしてDAVID PAICHのソロ。このソロはかなりの聴き応えです。よくもまああんなぶっとい指でこうも滑らかなピアノが弾けるもんだと感心します。ピアノやっている人でもこれコピーしろって言ったら逃げ出すでしょう。このソロが聴けるだけでもこのアルバムは買いですね。見事です。
ソロも佳境に入り、一音の連打になったかと思ったらそれは「WHITE SISTER」イントロです。この繋がりの見事さには背筋がぞぞっとしました。「WHITE SISTER」もBOBBYの声があってこその曲ですね。この選曲も実に的を得ていてREUNIONツアー最後を締めるにふさわしい曲だと思います。まあまた難を言えばやっぱりSIMONのドラムが8でなく4刻みなのが、あの曲のスピード感を抑えてしまっているところが残念なんですが。
LIVEFIELDS DISC1はこんな感じです。
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LIVEFIELDS ツアーメンバーは...

2004-11-23 01:20:46 | TOTO&FUSION
LIVEFIELDSに収録された今回のREUNIONツアー、3人のサポートが参加しています。
以前から書いているようにボーカルが弱いTOTOですからボーカルが中心なんですが、今までみたいに女性ボーカルを入れたりしないで、実績のあるソロでも通用するようなメンバーを入れてます。TOTOに女性ボーカルは似合いません。そういった意味で今回の3人はなかなかの実力派揃いで、ベストメンバーとも言えるでしょう。その代わりといってはなんですが、コーラス部分では本来のTOTOメンバーのコーラスが全然聞こえなくなってしまっているのがちと残念です。TOTOは本職の楽器演奏に専念しましょうってことなんでしょうかね。
TONY SPINNER(g,vo)今までは片手間にギターを弾く人もいましたが、本格的なギタリストが参加するのは初めてじゃないでしょうか。彼はこのツアー以降もずっと参加していて、先日の東京JAZZにも来てました。元々はブルース・ロックのミュージシャンで、ソロアルバムも何枚か出してました。元MR.BIGのPAUL GILBERTのツアーに参加していたところをTOTOに引き抜かれたようで、その後TOTO御用達のレギュラーサポートメンバーです。
BUDDY HYATT(perc,vo)この人もソロアルバムを出しているソングライター・シンガーです。このツアーではボーカリストとしての参加ですが、キーボードからギター・ベースまで弾けるマルチプレイヤーのようです。ソロアルバムにDAVID HUNGATEが参加していましたから、その辺りの関係でしょうか。
JOHN JESSEL(vo,keys tech)キーボードテクニシャン兼ボーカリストという形での参加ですが、本職はエンジニアです。STEVE PORCAROの代役みたいなものでしょうか。「DUNE」サントラや「FAHRENHEIT」以降のTOTOのアルバムではレコーディングエンジニアとしてその名前を見ることができます。どういういきさつで裏方さんからボーカリストとしてデビューしたのはわかりませんけど、こうゆうのも珍しいですね。
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