POTATO SALADのデビューアルバムは2004年7月にリリースされました。
収録は9曲、うち6曲が「THE BAKED POTATO」でのライブ収録で、もちろん、DAVID GARFIELDプロデュースです。
このアルバムでびっくりするのは、ライブレコーディングとスタジオレコーディングの音質がほとんど変わらないところです。ライブとスタジオ収録曲が混在しているんですが、演奏のクオリティもさることながら、全ての楽器の音触がほぼ同じで歓声が入って初めてこれライブだったんだとわかるくらいですね。もちろん、スタジオでもライブのような一発録りに近い作り方なんでしょうけど。POTATO SALADの本質とは関係ありませんが、レコーディング技術の向上に感心します。ただ、逆に音が良すぎるが故ライブならではのノリ、メリハリも感じられず、全体的に薄っぺらい印象になってしまっているのが、勿体無いところではあります。
で、曲紹介。
1.IRE
KARIZMAのデビューアルバム収録の曲で、DAVID GARFIELDの曲です。
2.D.S.
POTATO SALADのオリジナルで、ヘビーなツインギターによるイントロからラテンフレーズへの展開はまさにGARFIELDの世界を再現しています。GARFIELDのラテンピアノソロがフィーチュアされてます。
3.BELLY
これまたヘビーなギターにピアノが絡むミディアムテンポな曲です。ギターが思いっきりMICHAEL LANDAUしています。曲的には初期のLOS LOBOTOMYSに近いタイプです。
4.ODE TO HENRIETTA
これもPOTATO SALADオリジナルのレゲエリズムのFUSIONです。多少展開が乏しい気もしますが、いかにもオリジナルらしい曲かな。ライブなのにF.O.ってのも、LOS LOBOTOMYSのファーストにありましたね。
5.RUG BURN
これもオリジナルのバラードです。LALLY KLIMASのソプラノサックスとGARFIELDのエレピがなんともいえぬ雰囲気を醸し出してます。
6.GET OUT OF TOWN
初期のKARIZMAのナンバーでDAVID GARFIELDによる曲ですが、未発表曲のようです。リズムギターがさわやかないい感じです。
7.LOBOTOMY STEW
STEVE LUKATHERとGARFIELDによる曲で、LOS LOBOTOMYSのレパートリーです。アレンジもだいぶ変わっていて、ツインギターを活かしてなかなかヘビーな仕上がりになってます。原曲よりもこちらのベースの方が私は好きです。
8.I'M BUZZED
MICHAEL LANDAUのナンバーで先日のSTEVE LUKATHER&NUNO BETTENCOURTのブルーノートライブでも演ってました。LA FUSION界ではツインギターの定番ナンバーなんでしょうか。確かにツインギターの絡みがカッコいい曲です。原曲は知らなかったけどいい曲ですね。
9.CORBITT VAN BRAUER
これもKARIZMAのファースト収録の典型的なラテンジャズといった感じです。LARRY KLIMASのフルートがいかにもそれらしい。終盤はドラム・パーカッション・ベースのソロバトルが展開されます。ドラムはあまりテクに走らずにベーシカルに徹しているかな。その意味ではごく普通のドラマーです。ソロバトルの後の盛り上がりもさわやかですね・・・ただ、さわやかイコール食いつきたくなるようなノリに乏しいともいえるわけで、「BAKED POTATO SUPER LIVE!」のような凄さはありません。なんとなく大人しくまとめたなって感じられます。
そして最後にどういうわけか、全員の大爆笑が一瞬入って終わります。このあたりの適当さがLOS LOBOTOMYSのファーストにもあったようなGARFIELDの遊び心なんでしょうか。
オリジナルとGARFIELD関係の曲のカバーが半々といったところで、まだまだGARFIELDの掌の上で踊らされている様子もありますが、今後に期待しましょう。
収録は9曲、うち6曲が「THE BAKED POTATO」でのライブ収録で、もちろん、DAVID GARFIELDプロデュースです。
このアルバムでびっくりするのは、ライブレコーディングとスタジオレコーディングの音質がほとんど変わらないところです。ライブとスタジオ収録曲が混在しているんですが、演奏のクオリティもさることながら、全ての楽器の音触がほぼ同じで歓声が入って初めてこれライブだったんだとわかるくらいですね。もちろん、スタジオでもライブのような一発録りに近い作り方なんでしょうけど。POTATO SALADの本質とは関係ありませんが、レコーディング技術の向上に感心します。ただ、逆に音が良すぎるが故ライブならではのノリ、メリハリも感じられず、全体的に薄っぺらい印象になってしまっているのが、勿体無いところではあります。
で、曲紹介。
1.IRE
KARIZMAのデビューアルバム収録の曲で、DAVID GARFIELDの曲です。
2.D.S.
POTATO SALADのオリジナルで、ヘビーなツインギターによるイントロからラテンフレーズへの展開はまさにGARFIELDの世界を再現しています。GARFIELDのラテンピアノソロがフィーチュアされてます。
3.BELLY
これまたヘビーなギターにピアノが絡むミディアムテンポな曲です。ギターが思いっきりMICHAEL LANDAUしています。曲的には初期のLOS LOBOTOMYSに近いタイプです。
4.ODE TO HENRIETTA
これもPOTATO SALADオリジナルのレゲエリズムのFUSIONです。多少展開が乏しい気もしますが、いかにもオリジナルらしい曲かな。ライブなのにF.O.ってのも、LOS LOBOTOMYSのファーストにありましたね。
5.RUG BURN
これもオリジナルのバラードです。LALLY KLIMASのソプラノサックスとGARFIELDのエレピがなんともいえぬ雰囲気を醸し出してます。
6.GET OUT OF TOWN
初期のKARIZMAのナンバーでDAVID GARFIELDによる曲ですが、未発表曲のようです。リズムギターがさわやかないい感じです。
7.LOBOTOMY STEW
STEVE LUKATHERとGARFIELDによる曲で、LOS LOBOTOMYSのレパートリーです。アレンジもだいぶ変わっていて、ツインギターを活かしてなかなかヘビーな仕上がりになってます。原曲よりもこちらのベースの方が私は好きです。
8.I'M BUZZED
MICHAEL LANDAUのナンバーで先日のSTEVE LUKATHER&NUNO BETTENCOURTのブルーノートライブでも演ってました。LA FUSION界ではツインギターの定番ナンバーなんでしょうか。確かにツインギターの絡みがカッコいい曲です。原曲は知らなかったけどいい曲ですね。
9.CORBITT VAN BRAUER
これもKARIZMAのファースト収録の典型的なラテンジャズといった感じです。LARRY KLIMASのフルートがいかにもそれらしい。終盤はドラム・パーカッション・ベースのソロバトルが展開されます。ドラムはあまりテクに走らずにベーシカルに徹しているかな。その意味ではごく普通のドラマーです。ソロバトルの後の盛り上がりもさわやかですね・・・ただ、さわやかイコール食いつきたくなるようなノリに乏しいともいえるわけで、「BAKED POTATO SUPER LIVE!」のような凄さはありません。なんとなく大人しくまとめたなって感じられます。
そして最後にどういうわけか、全員の大爆笑が一瞬入って終わります。このあたりの適当さがLOS LOBOTOMYSのファーストにもあったようなGARFIELDの遊び心なんでしょうか。
オリジナルとGARFIELD関係の曲のカバーが半々といったところで、まだまだGARFIELDの掌の上で踊らされている様子もありますが、今後に期待しましょう。