さてLOS LOBOTOMYSですが、アルバムリリース後もLAのいろんなクラブで様々なゲストとともにセッションを繰り広げていたのですが、メインドラマーであったJEFF PORCAROの死を経て、1993年頃にはSTEVE LUKATHER、DAVID GARFIELD、JOHN PENA、LARRY KLIMAS、CHRIS TRUJILLO、そしてLAに移住してきたばかりのSIMON PHILLIPSをドラマーに迎えたラインナップでほぼ固まります。そして1994年初頭にはLOS LOBOTOMYSプロジェクトとしての2NDアルバム「CANDYMAN」がリリースされるに至るわけです。
このアルバム、日本や欧州ではSTEVE LUKATHERの2NDソロアルバムという名義でリリースされていますが、U.Sにおいては、LOS LOBOTOMYS名義となっているところが興味深いところです。(画像にU.S盤のジャケットを載せてみました。)日本や欧州においてはTOTO、そしてSTEVE LUKATHERのネームバリューを重視したレコード会社の政策によってLUKATHER名義にてのリリースになったようです。
以前もこのアルバムについては取り上げていますので、そちらも参照いただくとして、ちょっと補足。前作の「LOS LOBOTOMYS」はまさにFUSIONそのものという感じで、LUKATHERのギターのロック魂も封印気味でしたが、このアルバムはLUKATHERのロックギターのみならず、ボーカルも大フィーチュアで、11曲中8曲がボーカルチューンとなっています。私自身はLUKATHERの一枚目のソロアルバムはあまりにROCKROCKしていて聴く気がしないのですが(聴かず嫌い?)、このアルバムは気に入っていて愛聴盤の一枚に数えられます。やはり殆どの曲を共作しているDAVID GARFIELDによる、ハードロックの中にもFUSIONテイストを残した曲調によるものが大きいのかも知れません。
ちなみにカバー曲としては、「FREEDOM」BY JIMI HENDRIXと「THE BOMBER」BY JOE WALSHが収録されています。LUKATHERが敬愛するジミヘンがカバーされるのは当然にしても、JOE WALSHのカバーというのも意外な感じがしますが、ライナーノーツによれば実はLUKATHERはJAMES GANGの大ファンなんだとDAVID GARFIELDがインタビューで言っていたそうです。
そしてインストも3曲収録されていて、SIMON PHILLIPSと3時間で作ったという17/8拍子というスーパー変拍子の「PARTYS IN SIMON'S PANTS」、10分近い大作「FROTH」、文字通りJEFF PORCAROに捧げた「SONG FOR JEFF」、いずれもFUSIONというよりはかなりROCKなインストですが、あくまでもLUKATHERのソロアルバムにとどまらない、FUSIONユニットであるLOS LOBOTOMYSを強烈にアピールしています。
このアルバム、日本や欧州ではSTEVE LUKATHERの2NDソロアルバムという名義でリリースされていますが、U.Sにおいては、LOS LOBOTOMYS名義となっているところが興味深いところです。(画像にU.S盤のジャケットを載せてみました。)日本や欧州においてはTOTO、そしてSTEVE LUKATHERのネームバリューを重視したレコード会社の政策によってLUKATHER名義にてのリリースになったようです。
以前もこのアルバムについては取り上げていますので、そちらも参照いただくとして、ちょっと補足。前作の「LOS LOBOTOMYS」はまさにFUSIONそのものという感じで、LUKATHERのギターのロック魂も封印気味でしたが、このアルバムはLUKATHERのロックギターのみならず、ボーカルも大フィーチュアで、11曲中8曲がボーカルチューンとなっています。私自身はLUKATHERの一枚目のソロアルバムはあまりにROCKROCKしていて聴く気がしないのですが(聴かず嫌い?)、このアルバムは気に入っていて愛聴盤の一枚に数えられます。やはり殆どの曲を共作しているDAVID GARFIELDによる、ハードロックの中にもFUSIONテイストを残した曲調によるものが大きいのかも知れません。
ちなみにカバー曲としては、「FREEDOM」BY JIMI HENDRIXと「THE BOMBER」BY JOE WALSHが収録されています。LUKATHERが敬愛するジミヘンがカバーされるのは当然にしても、JOE WALSHのカバーというのも意外な感じがしますが、ライナーノーツによれば実はLUKATHERはJAMES GANGの大ファンなんだとDAVID GARFIELDがインタビューで言っていたそうです。
そしてインストも3曲収録されていて、SIMON PHILLIPSと3時間で作ったという17/8拍子というスーパー変拍子の「PARTYS IN SIMON'S PANTS」、10分近い大作「FROTH」、文字通りJEFF PORCAROに捧げた「SONG FOR JEFF」、いずれもFUSIONというよりはかなりROCKなインストですが、あくまでもLUKATHERのソロアルバムにとどまらない、FUSIONユニットであるLOS LOBOTOMYSを強烈にアピールしています。