昨夜は今日の通院に備えて早めに就寝。とはいえ、MSコンチンを飲んで咳が落ち着くのを確認してからなので、日付が変わる前に、というのは難しい。それでも横になって眠ることが出来るようになって身体がとても楽になった。
夫曰く「隣で聞いていて喘鳴も凄かったが、それがなくなったね」。確かに、息を吸っても吐いてもゼコゼコヒューヒュー、自分の意思とは無関係に結構大きな音が出ていて不快だった。
今朝は平日仕様のスマホアラームが鳴る前にお手洗いで目が覚める。今日はダメ押しで、アラームを30分後にもかけていたが、出掛けなければいけない、と分かっていればちゃんと起きるのだから、要は「きょういく、きょうよう」がないから、起きられないのだなと改めて思う。
今日は洗濯もお休み。夫と朝食を摂り、朝ドラを2回視て身支度をする。お通じはウサギさん便がちょっぴり。明日もこの調子なら下剤を投与しなくては。
今日初診予約した病院は、今お世話になっている病院より俄然近い。私鉄2駅先が最寄り駅で、そこから歩いて15分だ。以前は歩いて通っていた。夫と一緒なので、書類等重い荷物も皆預けて身一つで歩けるが、それなりの上り坂なので今日はバスに乗ることにした。
しっかり厚着をしたが、青空は抜けるように高く、雲一つなく本当にいいお天気。空気はすっかり乾燥している。
予約時間の10分前に到着。初診扱いなので、持って行ったIDカードは機械を通らず。初診受付で、保険証と紹介状等一式をお渡しし、住所氏名等最低限の情報を記入する。そこからソーシャルワーカーさんとの面会まで30分近く待つ。
私は病院で待つのは慣れたモノなので、こんなものか、と文庫本を読んでいたが、夫はイライラして、もう20分以上待っているから訊いた方がいいのではないか、と言う。「そうねぇ」などとのらりくらり言っているタイミングで声がかかった。同じフロアの別室に案内される。
電話で予約を取った時のソーシャルワーカーOさんだった。入院案内や緩和ケアのリーフレット等を頂く。電話連絡した半月前は咳込みが酷くて、電話で咳込んだり、息切れしたりとゼェゼェハァハァしながら息も絶え絶えだったが、今日は水曜日に処方されたMSコンチンのおかげで咳込みが軽減され、1時間近くの間、1度ちょっと酷く咳込んだだけでほぼ自分一人で話をすることが出来た。
「そろそろ薬を飲む時間なので、アラームが鳴ります」と言うと、「では今伺ったことをドクター等にまとめて話した後、もう一度声をかけますので、暫くお待ちください」と言われ、待合椅子に移動する。
ここで病院に到着してから既に1時間半を廻る。予約時に、Oさんから自分と1時間、その後ドクターとの面談で1時間はかかるので、合計2時間から2時間半はみてくださいと言われていたから時間通りだが、待ち慣れていない夫はかなりお疲れモード。
30分は待たなかったが、お昼前に声がかかり、また別室へ向かう。今度は緩和ケア科のドクターと看護師長、心理士の若い男性と、記録をするコーディネーターの女性の合計4名とミーティング。こんなに沢山の方たちに時間を割いて頂いて、申し訳ないくらいだが、やはりソーシャルワーカーさんからの伝言だけでなく、きちんと情報共有をして頂けるのが頼もしい。
こちらの緩和ケア病棟は長期療養は出来ないが、緊急対応に強いということで、必要な時には待つことなく入院が可能なようだ。入院が不要になった時には一旦退院となり、出口(次の行き先)対応等も近隣病院等と連携して当たってくれるという。
緩和ケア病棟も病院によって療養型もあり、タイプが違うので、ここだけに絞ってよいのか、ちょっと迷う。
いずれにせよ、こちらの希望と今思っていることは十分に伝えられたと思う。この後、必要な時は医師を通じて連絡すればすぐに繋がるので、本当に具合が悪くなってから初診予約をし、今日のような半日の面談をして・・・、という高いハードルを超えるよりずっと安心だ。
病院到着から会計終了まで3時間。バーコード決済で2,000円ちょっとのお支払い。
バスがちょうど到着し、駅の一つ前の停留所で降りて、ショッピングセンターのレストラン街に向かった。美味しいお寿司が食べたい、とお腹はすっかりお寿司モードだったのだけれど、久しぶりに行ったらお寿司屋さんは閉店していた。残念。
やむなく、息子のお嫁さんと夫が初顔合わせをしたときに使った中華レストランでランチを頂く。ゆっくりしたソファ席で時間をかけて頂けた。お肉も海鮮もちょっとずつだったけれど、久しぶりに色々美味しいと思って頂くことが出来た。デザートの杏仁豆腐も美味しかった。
帰路は階下の書店で夫と共に新刊の文庫を数冊買い、夫が欲しいというお家用のブルゾンを買い、クリスマスケーキを注文していなかったので、ケーキ屋さんに寄って、明日迄賞味期限とのクリスマスらしいケーキを買った。
最寄り駅迄戻り、ドラッグストアで赤青ヨーグルトを買い足し、お昼にお寿司を食べそこなったので、スーパーでちょっといいネタのお寿司を買って帰宅。足の痺れが結構きつくなっているのでヨロヨロしながらだったが、タクシーに頼らずに頑張って歩いて帰宅した。
さすがに帰宅したら草臥れてぐったり。リビングに座ったらそのまま頽れてまた爆睡してしまいそう。変な時間に寝ると、また夜遅くなって明日は出勤の夫を送り出せなくなってしまうので、頑張ってドラマの録画をウトウトしながら視て起きていた。
母にMeet通話。今日はどういう理由で、とは言っていないけれど、夫と一緒に病院に行くことは伝えていたので、無事帰って来たことだけ報告。母は今日は予定通りデイサービスに行ったが、明日はヘルパーさんが来てくださるだけで自分は一日家にいるとのこと。変わりはないのでご心配なく、とのこと。
夕食は買って来たお寿司に夫がお吸い物を作ってくれて、私が朝用意したサラダ等を頂く。今日は朝昼夜としっかり食事が出来た。まぁ遅くまで寝ていては2食しか摂れないということだ。
ところが、食後、しっかり数を数えて管理していた筈のエスワンが1回分多く残っていて、どこかで飲みそびれていたことが判明した。今回は、MSコンチンの時間指定だったり、朝昼晩飲んでいたコデインが不要になったり、別の新しい薬に気を取られていたなどで飲み忘れたようだ。
恐らく通院した日の夜が一番怪しいのだが、薬のシートに飲む日付をメモしていたのだけれど、それがよく分からない。こんな間抜けなことは今までなかったのに、MSコンチンの副作用で注意力散漫、うっかりミスが増えている。怖い、怖い、である。何度数えても数が合わないとか年賀状と同じ。もうため息しか出ない。自分が信じられない。
明日はクリスマスイヴだが、特に変わったことはしない、というより、出来ない。今日買って来たケーキを頂き、今私が準備出来る程度の簡単な夕食を作るだけだ。夫には申し訳ないけれど、もうそんな歳ではない、ということで。
病院お疲れ様でした。
喘鳴が少し収まってきて横になって眠れるようになってご主人もですが、私も嬉しいです。
旅行や断捨離時もそうですが、タイミングって難しいのにきちんと行動されてるのにいつも驚かされます。
私も骨転移の痛みが酷くなる前に動けるうちにやらなきゃと焦ってばかりで😓
何でも早めにやっておけば安心できるのわかってるのに面倒くさがりの私は行動に移すせずモヤモヤ💦
何やるにも時間かかるので1日があっという間に終わってしまうけど、ロッキングチェアさんの記事で勉強しながらエンジンかけてます^_^
初発の時は朝のみ服用のホルモン剤、薬に日付けを書いていましたが、朝昼晩服用することになって、とうとうポケット型の購入しました。飲んだ事も忘れてしまうので😨情けないです😓
緩和病棟ある病院が近いといいですよね!
私は初発の転院前の緩和ケアでお世話になってたとてもいい先生がいらっしゃるんですが、そこも車で1時間はかかる場所でした💦
喘鳴も咳も大分楽になってきたかな、と喜んでいましたが、またぶり返してしまい、トホホな1日でした。
確かに身体に不調や痛みを抱えながら行動を起こすのはタイミングが難しいですよね。私もギリギリセーフでしたが、断捨離も今年は足踏み状態ですし。旅行も11月、12月、1月はキャンセルしました。
ただ、。やはりまずは行動、と断捨離の師匠は仰います。色々考えていても、学んでいても、結局はやるかやらないか、だと。
まぁ、それは元気な人の論理で、痛みを抱えながら無理をしてもろくなことはありません。私が2月、11月と体調を崩したのはその前にハードに動いたからですしね。
薬も色々な種類があって、それぞれ飲むタイミングが違うとなるとよほど気を付けて管理していないと、飲み忘れがありますよね。特に体調が悪くてウトウトしたりしているとなおさらです。
緩和ケア病棟はどこにでもあるわけではないですし、それぞれに特徴があるようですので、自分が希望したタイミングでそこにベッドが空いているかどうか、本当に運だなぁと思います。今迄の病院に比べて近くなるのは有難いのですが、どうなることやら。でもこればっかりは考えてみてもどうなるものでもなし、です。
昨日、緩和ケア医と自分でお手洗いに行けなくなったら入院したい、というようなことを言ったら、経過は人それぞれなので、思っているようにはなかなかいかないし、誰にもわからないということでした。さも、ありなんですね。