ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.3.6 爪囲炎悪化と最近の生活に想うこと

2014-03-06 19:57:31 | 日記
 このくらいだったらノープロブレム!と高を括っていた足の親指の爪囲炎が悪化している。
 昨夜ズキズキと痛みが酷くなり、こわごわタイツを脱いでみると、熱を持って真っ赤になっているだけではなく、周囲が白っぽく膿んでいる感じになってきた。ちょっとでも当たると飛び上がるほど痛い。入浴後、ロコイド軟膏をべったり塗って、パイル地の柔らかい靴下を履いて寝たけれど、寝返りを打ってシーツに足先が当たるたびに目が覚めてしまい、なんともトホホであった。
 幸い今は大き目のブーツを履いて靴の中では指先が当たらずに済んでいるし、職場ではバックレスのサンダルを緩めに履いているので問題ないけれど、何かの拍子でちょっとでも患部が触れると叫びそうである。
 それはそうと、昨夜は両足の裏が同時に攣って座り込んで唸っていたら、面白がった息子がデジカメを取り出した。本当に恩を仇で返す失礼な奴である。

 主治医がおっしゃるには、爪囲炎の症状が足に出る人は少ないそうだ。(私は少ない副作用も総て受け入れる患者のサンプルのようだけれど・・・。)「皆さん、手に出るんですけれどね。」ということらしい。
 これ迄に、手はほぼ全ての指先の爪の生え際が切れてしまい、これまた痛くて手袋をしていたのだけれど、こちらは大分治まって来ているのでほっとしていたのだ。が、これが終わっても、この後更に爪囲炎になる可能性が高いという。まだまだ終わりではない、気を抜くわけにはいかないのだな、と保湿ローションやステロイド軟膏でケアしながらため息が出る。

 とはいえ、下痢も顔や体の湿疹も、この程度で落ち着いてくれるなら全く日常生活に支障がないし、何より画像上でもマーカー上でもしっかり奏功してくれているのが判ったのだから、このくらいは有難くも受け入れなければならないだろう。もちろん、あのままゼローダもセットで規定量飲み続けていたら早晩歩けない、手が使えない・・・という、QOLが悲惨極まりない状況になっていたのは間違いないだろうけれど。

 3月もそろそろ第1週が終わると言うのに、寒い日が続いている。相変わらず真冬の完全防寒のいで立ちで出勤した。昨日が通院休暇だったので、朝から仕事は大車輪で処理。
 今夜は、夫が宴会で遅いので夕食は息子と2人。

 毎朝、息子のお弁当を作る必要もなくなり、塾に行くためのおやつや水筒のお茶の準備もしないで済むようになった。なんだか朝の時間がぽっかりと空いてしまっている。
 気付けば無意識のうちに、なんとなく水筒にお茶を淹れようとしたり、スーパーでおやつに良さそうなパンをカゴに入れてしまったり、ということがあり、一人で苦笑している。
 あれほど早起きしてお弁当づくりするのがしんどかったのに、過ぎてみれば懐かしいものなのだな、と思う。
 
 旅立ちの日が近づいているのを感じる今日この頃である。
コメント
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