ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2017.12.17 復調の日曜日、掃除・洗濯・母詣で

2017-12-17 21:09:29 | 日記
 今日も青空が広がるいいお天気。ちょっとだけ寝坊をする。大分復調している。洗濯機を廻し、鼻歌交じりに気持ちよく干す。体調が上向きになると我ながら別人のようにご機嫌である。夫がお得意のオニオングラタンスープを作ってくれる。お腹に染み入る味。久しぶりに美味しい朝食だ。

 続いて掃除。大掃除はどうなっているのだ、という感じだけれど、仕事に通っている間はもう諦めて、普段通りの小掃除にとどめる。
 そして、ヨガベーシックのクラスに参加して汗を流した。お天気は良いけれど、風の強いこと冷たいことといったらない。震え上がりそうだ。それでもとにかく出来るときにストレッチだけでもして体力を保持しておかないと、投与後の食欲不振と体調不良であっという間に体重は減り、身体がグズグズになってしまう。
 体調が悪いと、当然のことながら投与後の副作用もダメージもきつくなる。少しでも快適に過ごすには、投与前いかに体調をベストにしておくかが大事で、ただ安静にしているだけではだめだと10年間にわたる治療で実感している。

 その後、夫と待ち合わせて実家に向かった。お昼替わりにお茶をして一服。
 実家は築50年近い木造平屋建ての一軒家。集合住宅の我が家と比較しようもなく寒い。冬の間は寒い→痛いの螺旋を彷彿とさせるので、どうしても足が遠のきがちだ。とはいえ、自分の母である。体調不良の時、食事もろくに摂れないタイミングで無理していくことはないと思うけれど、夫が「お義母さんのところに行ってこようか」と言ってくれているのを横目に「ではよろしく~」ばかりでは済まない。というわけで、復調しつつあるので、と今日様子見方々訪問することにした。

 電車の乗り継ぎが悪く、JRの遅れも伴って待ち時間だけで30分以上。電車に乗る正味の時間より多いくらいで、結局、片道1時間半近くかかってしまう。待っている間のJRのホームが吹きっさらしで寒かったこと。
 最寄り駅近くの行きつけのフラワーショップで父に仏花を求めようと入店すると、クリスマス仕様のポインセチアがとても綺麗。ラッピングしてもらって、こちらを買い求めた。夕方前に無事到着。家じゅうの暖房を1時間前から入れて待っていたと言うが、やはり寒い。

 去年、父の相続の件で税理士さんや司法書士さんをお迎えするにあたり、応接間に暖房器具らしい暖房器具がなく、あまりに寒くて急遽買い求めた電気ストーブや電気カーペットも結局使っていないという。夫曰く長年のライフスタイルは絶対に変わらない、ということか。こたつに入るとそこで動けなくなってしまうので、ということでこたつにも入らず、台所とそれに繋がる食堂でイマイチ効きの悪いエアコンをつけ、それにガスコンロを使いながら、が母の暖房の取り方である。

 うーん、それでは私は寒いのだけれど。夫も私の実家に一人で行って「寒いです・・・」とも言えないから、私が「寒い!寒い!痛くなってしまう!」と連発した方が少しは居心地がよくなるのだろう。
 去年設置したばかりの室内灯が常夜灯しかつかなくなったので、見てほしいとのこと。結局、故障であることがわかり、メーカーに交渉して保証期間内なので新しいものを送ってくれることになった。こういうことは全て父に任せていた母は本当に一人では何も出来ない。ひとまず、夫が本体を外し、新しいものと交換するための支度も出来て、一件落着。

 それが終わると、早々に実家を出てレストランで早めの夕食。母は最近食欲があるそうで、小さい身体でしっかり完食して頼もしかった。年末は一緒に近県2泊の旅をする予定で、その旅支度の着替えも受け取ってきた。
 あと半月、風邪をひかずに元気で過ごすように、とタクシーで帰宅した。とても順調で僅か20分で到着。この極楽な復路を経験すると、往路はいったい何だったのかという感じ。

 こうして復調しつつある日曜日もあっという間に終了。
 明日からまた新しい1週間が始まる。今年最後、フルタイムで5日間出勤だ。天皇誕生日の祝日が土曜日に当たってしまうのが、ちょっと残念。
 とにもかくにも今年の出勤もあと10日足らずになった。年賀状のコメントをコツコツとしたためながら夜鍋にいそしむ1週間になりそうだ。

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