毒を放出!

日々生活のストレスを放出し、スッキリノビノビやっていこう!

悲しい気持ち

2008-04-04 00:48:47 | 日々思ったこと
今日、妻からこんなことを聞いた。

娘がご近所の子達と一緒に遊んでいるときの話。
数人が遊んでいる中の一人の子がボール遊びをしていて、そのボールが転がっていったのを見てウチの娘が拾いに行ってあげようとしたらしい。
すると、その子は「ダメ、そのボール○○ちゃんの!」と怒った。
ウチの娘はビックリして立ちつくしてシクシク泣いた。
それに気付いた妻が「どうしたの?」と聞くと、娘は涙をポロポロこぼしながら妻の方に歩いてきてこう言った。
「○○ちゃんのボールひろってあげようとしただけなのに・・・」シクシク。

3歳の小娘ながら親切心でしようとしたことを逆に怒られてよほど悲しかったのだろう。
その子には悪気無く独占欲が強いだけにしろ、優しい気持ちを持って育ってほしいと思う私達は「どうぞ」「いいよ」の心をそれとなく教えているつもりで、それを実践してくれているということにとても嬉しい気持ちになったけど、それを否定されるような出来事があってとてもかわいそうになった。

こんな話を聞くと、言い返してやれとか、ボール蹴飛ばしてやれ、などと感情論を言って教えてしまいそうになるけど、そんなことを教えても何にもならないので「イイことしたね、優しいね」と言って頭撫でてあげた。
何でも自分のこと優先で考えることが多く、思いやりや気遣いがなくなりつつある世の中と感じる今日この頃、人のことをとやかく言えるような自分でもないけど我が子にはそういう気持ちを持って育ってほしいと思っている。
そして、そういう気持ちを持つ者が損をしない社会であってほしいとも思う。
コメント (2)
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