昨日の日記。
昨晩はあまりの眠さに起きてられず22時半には寝てしまった。
連休二日目は渓に入る。
天気予報が少々ビミョーだったが梅雨だし次の休みはまた一週間後だし気にせずに行くのだ。
そんな訳でレインウェアとゴアのハットを用意し4時起きで現地へ。
夏至が近いこの時期は夜明けも早く、それに合わせて入渓しようとすると相当早起きせねばならず眠くて大変だ・・・
現地でまず入ったのは下流域(と言ってもかなり上流ですけど)。
岩が絡んで川幅が少し細くなり水深があるところでここ最近詰めている場所、前々回ぐらいに大きな影を見た場所でソイツ狙い。
身を屈めて音を立てず注意を払いながら近づきアップで撃っていく。
しかしだ、大きな影は出てこないし小さい陰の反応も薄い。
期待していた雨による水位の回復は見られず減水しており、流れも緩やかになってしまって流れの中が見えてしまっている。
朝イチでもこれはちょっと辛いかな~と思いながらもトレースラインを変えてみたりルアーをディープダイバーに代えてアップはもちろんダウンもやってみたが反応得られず次なる場所へ移動。
そしていつものように釣り歩く。

谷を流れる川に遅い朝日が差す。
実にキレイで気持ち良い。
そして前日の雨降りの休日にリールに巻き準備したPEラインを初めて使う。

PEラインを巻いたリールは使い込んでいるアルテグラ。
カルディアに巻くかアルテグラに巻くか迷ってこちらに決めたのはカルディア比スプール径が小さく糸癖がつきやすそうに感じるアルテグラではあるが(「気がする」レベルで実際気にする必要はないと思う)PEならその糸癖もナイロンに比べればつきにくいだろうし小さいスプールに巻いても影響は少ないだろうと考えたから。
フロロのリーダーは長めにとり1.5Mほど。
というのも私はルアーを結ぶときスナップは使わず直結(もちろんスプリットリングは有り)する派で、ルアーを変える度にラインが短くなっていくから。
ノットは
このノットを使用。
家で3度ほど結ぶ練習をしたけど、現地で何も見ずにまた出来るかは不明(笑)
結んでから手で引っ張るなどして強度確認をし、一日使ったけどすっぽ抜けることもなく全く問題なかった。
そしてこの組み合わせに使うロッドは手持ちの2本の中からイトウクラフトの510ULXをチョイス。
どちらかというと軟らかい方のロッドを選んだ。
で、使用感。
イヤな意味での違和感がかなりあるものと思い込んでいたが、意外なほどなかった。
ノットがガイドを通るとき引っ掛かり感が出て不快なのではないだろうか?と思ってたが、これも全然気にするほどのことでなくいたってフツーに使えた。
またナイロンラインの時は根掛かりを一瞬アタったか?と勘違いするようなことがあったけど、PEはそういうのがなくて瞬時に根掛かりとわかるようになった。
そして魚がアタってきた時は小さいサイズでもわかるようになった。
ネガティブな印象としてはバラシというか、アタってきた魚が針掛かりせず弾いてしまうことが何度もあったこと。
ルアーに飛び出してくる魚が見えラインを通してその感触がロッドに伝わってくるのに掛からない悔しい瞬間だ。
最初は食いが浅いのかなと思ったのだけど、何度も続くうちにそうじゃないように感じるようになった。
慣れなのかな?
あと、これも慣れなのかもしれないけどラインの視認性が低くルアーを見失いがちであった。

さて、釣りの方は前半~中盤は人の入りが少ないと考えていた上流域へ入ったが魚が出てこず苦戦。
上へ行けば行くほど水が減っていくのが災いしているのかこの前良い思いをしたような感じが全然ない。
そして最後までそのまま。
脱力しクルマに戻って帰ろうかと思ったが、悔しいので下流へ戻り小場所に探りを入れるつもりで再入渓。
するとその狙いが当たって直に釣れた。
しかもサイズアップ。
なのでその場所から釣り直しで上がっていった。

(左)ササユリ。
(中)後半はイワナ率高し。
(右)ビミョーな天気予報は外れ、気持ち良い青空の一日!

前半は苦戦したが、後半は針掛かりせず弾いてばかりだったもののエキサイティングな釣りが出来て楽しかった。
まだPEラインも一回だけの使用だし、使い込んでいく楽しみもできてまた釣りが楽しくなりそうだ。
それにしても早朝起きでの釣りは帰り道が眠くて大変だ・・・