練習前に行われる恒例の新人紹介。
この日は2名が紹介されました。
千葉県八千代市から来ましたシューヤで~す。
2年生のハッサンで~す。
ふむふむと頷く塾生達。
特にシューヤは緊張からか少し早口だったので、ちゃんと解ったのか塾生達に聞いてみました。
おいっ
シューヤはどこから来たって?
・・・・・・・・・・・・・・・・
一斉に下を向く塾生達。
どうも千葉県は知っていても、八千代市を知らない様子です。
シューヤはね。
わざわざ平成塾に参加する為に、遥か銀河系の彼方からやって来たんだよ。
そこからここへ来る為には、京成電鉄が便利なんだけどね。
解ったのか、どうでも良いのか、兎にも角にも頭を下げる塾生達。
どうぞよろしくおねがいしまーす♪
新しい塾生を迎え入れる時にも、お辞儀はきっちりと3秒以上。
毎度の事ながら、恐縮してしまう新人達。
学年に関係無く、平成塾の並び順は背の順です。
シューヤもハッサンも自分が並ぶ場所を教えられました。
これで晴れて平成塾の一員です。
それにしても、なかなかタンタンより小さな塾生が現れませんねぇ。
いつまで経っても端っこのタンタン。
マスクをしたままの、ちょっと怪しいキャプテンの号令に合わせてアップ開始。
既にシューヤに笑顔が見られますね。
これから野球を教わるのが嬉しくてたまらないって感じです。
かえって周りにいる塾生達の方が緊張してるんじゃない?
指導陣も簡単な打合せ。
この日の簡単な予定や、皆が気付いた点などの情報を交換し合います。
特に現在誰がやる気になっているか、誰のどこに注意するかなどの情報は、この時に全員が一致させるのです。
決して、あそこの店は良かったとか、今度はみんなでそこに行ってみよう等と話し合っている訳ではありません。
まだグラウンドが完全に乾いていないので、この日は犬走りでストレッチ。
一段高い所で怪しいキャプテンが指揮をとります。
相変わらず皆と身体の構造が違うイクラ。
ひょっとして、このまま腕が360度回転する?
平成塾よりも中国雑技団の方が、早くレギュラーになれるんじゃない?
太腿のストレッチでは、新人と言えど容赦はしません。
まあ、ストレッチに限らず何をするにも容赦はしないのですが。
特に高学年には辛いストレッチですね。
でも、このストレッチのお陰で、塾生達は今まで誰も大きな怪我をしないで済んでいるんですよ。
いっちゃんと対話の時間のジェッター。
何故か今年の2年生軍団は身体が固い奴が多いな。
お陰で対話の時間が長くなること・・・
もう一人、固いと言えばタンタン。
僅か8歳にして40代の身体を持つ男。
なんでや?
君はなんでそんなに身体が固いんや?
ちょっと抑えただけで、タンタンの悲鳴がグラウンド中に響き渡ります。
でも、いっちゃんはまだ優しい方。
ストレッチと言えば、鬼のコーチが存在します。
現役の時には散々痛い目に遭わされた自衛隊。
こんなの痛く無いっ!
お前の身体が固すぎるんだっ!
まだまだ。
もっと膝を付けろっ!
逃げるなっ!
放っておくと、どんどんエスカレートします。
どうだ痛いか?
グヘヘヘヘ・・・・
俺は痛く無いぞぉ~
どうだ。
痛いと言え。
痛いだろう。
ううむ・・・・
塾生達を壊さなければ良いのですが・・・
まあ、この日は寒かったので、多少ストレッチは念入りにしておいた方が良いかもね。
それにしても・・・・
大丈夫か?