男の子は中学生くらいになると、それまでの生活が嘘だったようにぴったりと親と話しをしなくなります。
そんな声をあちらこちらでよく耳にしますね。
どうせ言っても解らないし。
うるさいなぁ。
放っておいてよ。
こんな発言は、自分の子供が自立しようとして成長している証。
けれども、あまりの豹変ぶりに親の方が戸惑ってしまいますね。
それは子供と親の価値観が、少しずつずれて来たと言う事なんでしょう。
でも、御安心下さい。
所詮は子供が抱いた価値観、永久不変の物では無くてその場で何かに夢中になっている時の価値がやたら大きかったりするだけなのです。
さてアップも終わってキャッチボールの開始。
キャッチボールを始める前に、この日の注意点が徹底されます。
みんなグローブをはめている方の手をもっと意識するように。
障子を開けてから投込む、この動作を確実にしてね。
左手を意識してから、随分とコントロールが良くなったチュウ太。
このように子供達は凄く些細な事をとても意識して、賢明に直そうと努力しているのです。
大した事では無さそうに感じるでしょ?
いえいえ、これは翌日がバーゲンセールなんて情報よりも、子供達にとっては重要な問題だったりします。
これに気付いてあげないと、近い将来に「お母さんには解らないから」と言われてしまうんですね。
さて、いつもと変わらないキャッチボールに見えますが、指導陣から見ると随分と投球フォームが変わって来た塾生達。
自分の子供が何を意識していて、何を直そうとしているのか解りますか?
御存知アチャモ。
右手を上げ過ぎる悪い癖がありますが、随分と背中の後ろに肘が入るようになって来ました。
けれども、最も直った場所はそこでは有りません。
完全に体重移動が終わってから投げ始めているんですね。
今までは同じようなフォームでも、下半身が土台を作る前に投げ始めていたんです。
お陰で投げる直前に随分と胸を張れるようになりましたよ。
この日は探検に来ただけのダルくん。
とっても素直な子供です。
初めて行うキャッチボールなのに、きちんと左手を使おうとしていますね。
このように意識する事がとても大切なのです。
そしてそれに気付いてあげる事も大切なんですよ。
途中でフォームを直されるリョウタ。
キャッチボールの時間は、指導陣にとって格好の指導時間。
投げ方がおかしいと、身体が完成していない子供達はすぐに故障に繋がります。
投げるのを止めさせて、肘の使い方を説明していますね。
写真手前はナオキ小。
綺麗に右肩が左膝の前に行っていますね。
最後は軸足だけで立てるバランスも見事です。
肘に全神経が行くリョウタ。
投げる際にボールを後ろに向けようと、それだけに集中しているのが解ります。
お陰で左足がおかしな降り方をしていますね。
まあ、こうしてひとつひとつ直して行けば良いんですよ。
まずは故障に繋がる箇所から先に直して行こうね。
さて、先ほど褒めたナオキ小。
彼が何を意識してどこがどう変わったのか解りますか?
実は随分と大きな変化があったんですよ。
もう1枚。
これでも解りませんか?
前回までの写真と比べると、大きく変化した箇所があるでしょ?
それは投げる際の顔の向き。
今までは必ず真上を見ていましたが、正面を向いて投げる努力をしているのが解りますか?
お陰で右肩が下がらなくなって来ましたね。
セカンドへのレーザービームも間近かしら?
タンタンは左手の使い方が元に戻りましたね。
ちょっと右手首の向きが怪しいけど・・・
それでも随分とフォームが変わりました。
解ります?
タンタンは投げる前に前傾になる癖が付いていたんですね。
それを本人が意識する事により、しっかりと胸を張れるようになったんです。
後はボールの握りを意識すれば、すぐに遠くまでボールを投げられるようになりますよ。
細かいプレーだけは上手いユウタ。
これは気が付く人は少ないんじゃない?
随分と時間をかけて、じっくりと直して来ましたからねぇ。
ユウタは投げる際に身体が沈み込む悪い癖を持っていたんですね。
つまり体重移動がまるっきり出来ていない塾生でした。
ところが現在、しっかりと軸足に体重が乗って、上半身はゆったりとタメを作っているでしょ?
これが出来るようになればもう大丈夫です。
後はクイックスローの際の体重移動だけが課題ですね。
体重移動、左手の使い方、右手の上げ方で悩むヒロヤ。
このように時間がかかる塾生もたくさんいます。
けれども大切な事は、教わった事を守ろうとする意識。
ヒロヤはまだ頭の中で整理が付いていませんが、これが整理された時に綺麗なフォームに変身しますよ。
塾生の中で唯一、何も考えていないハットリくん。
気持良さそうにキャッチボールをしています。
この塾生は2年生にしてフォームが完成していますからね。
今は何も言わずにキャッチボールをさせておきます。
もしもおかしな場所が出てきたら、その時にそこだけ直させれば良いのです。
さあ千葉から来たシューヤ。
これが今までの投球フォーム。
まず最初に直されたのが足の付き方。
このように踵から降りたり、足の裏全体で降りたりすると、それだけで腰が開いてしまいます。
降りる時には必ず左足の親指からね。
次に直されたのが肘の使い方。
投げる前に必ずボールを後ろに向ける事。
テイクバックでは必ず肘を立てる事。
それが出来ないと肘が前に出て来ません。
今までの癖が有るので、肘を前に出すもやたらボールのリリースが早いのが解りますか?
もう少しボールを長く持てると良いんですけどね。
最後に直されたのが、投げ終わった際の右肩の位置。
実はシューヤは今まで全てスナップスローしか行っていなかったんですね。
スナップスローとは野手が送球を行う際に、きっちりとフォームを整えている時間が無く、肘と手首だけで近い場所に投げるテクニックのひとつです。
その為に肩の回旋盤が全く使われず、ちょっと距離が離れるとすぐにボールが失速していました。
右肩のフィニッシュ地点を意識するだけで、今後は肩を使えるようになりますよ。
さて、塾生達が密かに拘っている自分達のフォーム。
お母さん達はいくつ見つけられましたか?
そんな声をあちらこちらでよく耳にしますね。
どうせ言っても解らないし。
うるさいなぁ。
放っておいてよ。
こんな発言は、自分の子供が自立しようとして成長している証。
けれども、あまりの豹変ぶりに親の方が戸惑ってしまいますね。
それは子供と親の価値観が、少しずつずれて来たと言う事なんでしょう。
でも、御安心下さい。
所詮は子供が抱いた価値観、永久不変の物では無くてその場で何かに夢中になっている時の価値がやたら大きかったりするだけなのです。
さてアップも終わってキャッチボールの開始。
キャッチボールを始める前に、この日の注意点が徹底されます。
みんなグローブをはめている方の手をもっと意識するように。
障子を開けてから投込む、この動作を確実にしてね。
左手を意識してから、随分とコントロールが良くなったチュウ太。
このように子供達は凄く些細な事をとても意識して、賢明に直そうと努力しているのです。
大した事では無さそうに感じるでしょ?
いえいえ、これは翌日がバーゲンセールなんて情報よりも、子供達にとっては重要な問題だったりします。
これに気付いてあげないと、近い将来に「お母さんには解らないから」と言われてしまうんですね。
さて、いつもと変わらないキャッチボールに見えますが、指導陣から見ると随分と投球フォームが変わって来た塾生達。
自分の子供が何を意識していて、何を直そうとしているのか解りますか?
御存知アチャモ。
右手を上げ過ぎる悪い癖がありますが、随分と背中の後ろに肘が入るようになって来ました。
けれども、最も直った場所はそこでは有りません。
完全に体重移動が終わってから投げ始めているんですね。
今までは同じようなフォームでも、下半身が土台を作る前に投げ始めていたんです。
お陰で投げる直前に随分と胸を張れるようになりましたよ。
この日は探検に来ただけのダルくん。
とっても素直な子供です。
初めて行うキャッチボールなのに、きちんと左手を使おうとしていますね。
このように意識する事がとても大切なのです。
そしてそれに気付いてあげる事も大切なんですよ。
途中でフォームを直されるリョウタ。
キャッチボールの時間は、指導陣にとって格好の指導時間。
投げ方がおかしいと、身体が完成していない子供達はすぐに故障に繋がります。
投げるのを止めさせて、肘の使い方を説明していますね。
写真手前はナオキ小。
綺麗に右肩が左膝の前に行っていますね。
最後は軸足だけで立てるバランスも見事です。
肘に全神経が行くリョウタ。
投げる際にボールを後ろに向けようと、それだけに集中しているのが解ります。
お陰で左足がおかしな降り方をしていますね。
まあ、こうしてひとつひとつ直して行けば良いんですよ。
まずは故障に繋がる箇所から先に直して行こうね。
さて、先ほど褒めたナオキ小。
彼が何を意識してどこがどう変わったのか解りますか?
実は随分と大きな変化があったんですよ。
もう1枚。
これでも解りませんか?
前回までの写真と比べると、大きく変化した箇所があるでしょ?
それは投げる際の顔の向き。
今までは必ず真上を見ていましたが、正面を向いて投げる努力をしているのが解りますか?
お陰で右肩が下がらなくなって来ましたね。
セカンドへのレーザービームも間近かしら?
タンタンは左手の使い方が元に戻りましたね。
ちょっと右手首の向きが怪しいけど・・・
それでも随分とフォームが変わりました。
解ります?
タンタンは投げる前に前傾になる癖が付いていたんですね。
それを本人が意識する事により、しっかりと胸を張れるようになったんです。
後はボールの握りを意識すれば、すぐに遠くまでボールを投げられるようになりますよ。
細かいプレーだけは上手いユウタ。
これは気が付く人は少ないんじゃない?
随分と時間をかけて、じっくりと直して来ましたからねぇ。
ユウタは投げる際に身体が沈み込む悪い癖を持っていたんですね。
つまり体重移動がまるっきり出来ていない塾生でした。
ところが現在、しっかりと軸足に体重が乗って、上半身はゆったりとタメを作っているでしょ?
これが出来るようになればもう大丈夫です。
後はクイックスローの際の体重移動だけが課題ですね。
体重移動、左手の使い方、右手の上げ方で悩むヒロヤ。
このように時間がかかる塾生もたくさんいます。
けれども大切な事は、教わった事を守ろうとする意識。
ヒロヤはまだ頭の中で整理が付いていませんが、これが整理された時に綺麗なフォームに変身しますよ。
塾生の中で唯一、何も考えていないハットリくん。
気持良さそうにキャッチボールをしています。
この塾生は2年生にしてフォームが完成していますからね。
今は何も言わずにキャッチボールをさせておきます。
もしもおかしな場所が出てきたら、その時にそこだけ直させれば良いのです。
さあ千葉から来たシューヤ。
これが今までの投球フォーム。
まず最初に直されたのが足の付き方。
このように踵から降りたり、足の裏全体で降りたりすると、それだけで腰が開いてしまいます。
降りる時には必ず左足の親指からね。
次に直されたのが肘の使い方。
投げる前に必ずボールを後ろに向ける事。
テイクバックでは必ず肘を立てる事。
それが出来ないと肘が前に出て来ません。
今までの癖が有るので、肘を前に出すもやたらボールのリリースが早いのが解りますか?
もう少しボールを長く持てると良いんですけどね。
最後に直されたのが、投げ終わった際の右肩の位置。
実はシューヤは今まで全てスナップスローしか行っていなかったんですね。
スナップスローとは野手が送球を行う際に、きっちりとフォームを整えている時間が無く、肘と手首だけで近い場所に投げるテクニックのひとつです。
その為に肩の回旋盤が全く使われず、ちょっと距離が離れるとすぐにボールが失速していました。
右肩のフィニッシュ地点を意識するだけで、今後は肩を使えるようになりますよ。
さて、塾生達が密かに拘っている自分達のフォーム。
お母さん達はいくつ見つけられましたか?