合宿初日の午後一番。
いよいよ練習開始です。
まずは全員で道具を運びます。
緑の中を何回も往復。
合宿中は補給用の水分など、運ぶ物も多いんです。
荷物を持っては窪地のグラウンドへ運び。
また出てくる塾生を見てると、蟻を見ているみたいね。
荷物を降ろして・・・
って、サラは何で腰まで降ろしてるんじゃ?
重たい荷物は何人かで運びます。
でもよく見ると、荷物のそばで単に一緒に歩いてるだけの奴も。
合宿に初めて参加する塾生は勝手が解りません。
取り敢えず、他の塾生が何をしているのか様子を伺います。
何となくあちらへ行けば良いらしい・・・
みんなが行くから、自分達も行ってみよう。
グラウンド準備が始まりました。
ここに内野練習用のグラウンドを作るよー
まずはホームベースの位置を決めて。
と、如何にも大勢で作業しているように見えますが。
よく見ると役に立っている塾生は一人もおりません。
続いて塁間を計測して。
一人がメジャーを引っ張り。
もう一人がメージャーを読み上げ。
更にもう一人が指で印を付けると言う、恐ろしいほどの人数のかけ方。
ついでに確認する奴も呼んだ方が良いんじゃないか?
人数をかける割には、決して作業が早い訳ではありません。
そして作業がとても丁寧かと言うと、そういう訳でもありません。
計測はミリ単位で行われますが。
ラインを引く時は数十センチ単位のようです。
こちらは合宿のお手伝いに来てくれた猪野コーチ。
一人黙々と芝生の上でストレッチ。
如何にも作業をサボッてないと言わんばかりの塾生達。
この全員がここからいなくなっても、何ら作業進行に不都合はありません。
こんなに大勢が作業している振りをしていますが。
実は作業しているのはラインカーを押している一人だけ。
駄目よ、駄目駄目~
いくら何でもそれが作業しているように見えてると思ってるのか?
この写真は面白い物が読み取れますよ。
実はグラウンド準備の中で最も重要な作業と言えば、仕上げのライン引き。
つまりラインカーは塾生達の中でも中心的な奴が持つ事が多いのです。
今回ラインカーを扱っているのは琉星。
肝試しのペア決定時の琉星の態度が、如何に塾生達に認められたかよく解る写真ですね。
天気も良く清々しい気候。
絶好の野球日和となりました。
さあ練習開始。
と思ったその時・・・・
大きな目に大粒の涙を溜めて近寄って来る塾生が。
なんだ?
どうした?