晩御飯を食べ終えたら、全員宿舎の前に集合。
都会と違って、合宿所の周りは夕方6時を回ると既に真っ暗。
懐中電灯が無ければ足元も見えません。
だんだんと口数が少なくなって来た塾生達。
おい、いつもの元気はどうした?
はい、それでは懐中電灯の没収を始めますよ。
二人が持っている明るい方の懐中電灯を取り上げて行きます。
「なんで、そんな暗い懐中電灯を持って来たんだよぉ」
「家にこれしか無かったんだから仕方が無いだろ」
意外と本気の罵り合い。
残った1本の懐中電灯に全てを託します。
途中で電池が切れたらどうしよう・・・
出発点に向かう道すがら、色んな話を聞かせますが。
どうやら塾生達は聞きたく無いみたいね。
森の方を見て固まる塾生達。
何も見えない・・・・
いよいよ出発。
遠くの方に見えるローソクの小さな明かりを頼りに進んで行きます。
間隔を開けて次のペアが出発。
既に先に行ったペアは見えません。
練習の時もこれくらい真剣な表情をしてくれればなぁ。
全身の神経が研ぎ澄まされていますよ(笑)
ビビって黙り込む塾生。
カラ元気で何とか正気を保とうとする塾生。
待ち時間の過ごし方は色々です。
真っ暗闇の遠くから聞こえてくる悲鳴。
ケンスケの手が心理状態を物語っていますね。
全く表情が変わらないベープ。
こんな時には意外と安心できるかも。
遠くを見つめるキズナ。
そろそろ順番が近づいて来ましたよ。
耳を塞いで悲鳴を聞かないように。
何故か涼しげなケムマキくん。
どうか何も出ませんように・・・
この時ばかりは信心深くなる塾生達。
じゃあ、行こうか。
まるで散歩にでも出かけるような琉星。
こりゃ頼りになりますわなぁ。
そろそろだね。
見つめる先の景色は・・・
こんな感じ。
ここから森の中を500mほど歩かなくてはなりません。
あれ? どうしたんだよ。
駄目・・・ 無理・・・ ふぇ~ん、怖いよぉ・・・
無理・・・
無理じゃねえよ、俺が一人になっちまうだろっ!
ぎゃぁ~・・・・