循環番号が変わるとき

別に「何の変哲も無い」連絡乗車券だったのですが、券箱を覗いた瞬間、同じ券を3枚「衝動買い」してしまったことがありました。

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これは荻窪駅から中野経由営団地下鉄140円区間ゆきのものです。裏を見れば「衝動買い」した理由がわかります

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ちょうど、9999番の券がホルダーに刺さっていたのでした。しかも、循環番号が①番のものです。
循環番号とは10,000枚単位で括る補助番号で、比較的大量に出る口座の券につけられていました。真ん中の丸で囲まれた番号がそれです。
私鉄では「0」から始まる例もありますが、国鉄(JR)においては①から始まっているようです。

1枚目の券の①9999は「9999番」であることを示し、2枚目の券の①0000は、「0000(10000)番」であることを示します。
つぎの3枚目の②0001は、循環番号が一つ増えていますので、「10001番で」あることを示します。

蛇足ですが、東京印刷場では10000番の券については「0000」と表示し、万の位の「1」は省略されますが、私鉄等の硬券ではわざわざ「1」を手捺しすることもあるようです。
また、アップしました券のように、0000番券には赤や青のインクで端を着色し、「目じるし」を付けることが多いようです。

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これは営団地下鉄のものですが、0000の頭に「1」が手捺しされている例です。

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