新宿駅の代用入場券

菅沼天虎様のブログ「菅沼天虎の紙屑談義」3月7日エントリーの「上野駅の常備軟券の普通入場券」にて国鉄新宿駅の精算券を代用した入場券について触れられておられますが、JR化後になっても発行されたものが手元にありましたのでご紹介いたします。

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国鉄時代のものと基本的には変わらないですが、昭和63年の発行ですのでこれはJR化後のものということになります。
細かく言えば、この券は発行箇所名が単に「新宿駅」となっておりますが、国鉄時代は日交観に出札業務が委託されていましたので、発行箇所名が「○新宿駅」となっているのが異なっている点です。

日交観は日本交通観光社という出札業務受託者で、国鉄OBが出札実務を行っていたようです。
首都圏では新宿駅の他、東京駅改札内の新幹線出札口の一部も受託していました。当時、国鉄の窓口の脇に2列程度の窓口を構えており、国鉄窓口がマルス化されている横で硬券による入場券や区間変更券および新幹線自由席特急券などを発売しており、菅沼式のダッチングが現役で使用されていました。

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