JR東日本 消費税改定前後を跨いだ自由席特急券の変更

本年3月31日に東京駅のMV端末にて購入した、上野~勝田間の自由席特急券です。


   


青色JRE地紋の指定席券売機から発券されたものです。
この翌日から消費税率が8%に改定されるに伴い、自由席特急券の料金が変更となりますため、業務にて勝田まで行く予定がありましたので、少しでもお小遣いの足しにしようとフライングして購入しておきました。

3月31日に発券されたものでありますので、料金は購入日を基準として算出されるため、4月30日の使用であっても旧料金が適用となります。
また、翌4月1日発券分から自由席特急券の有効期間が当日限りとなってしまいますが、これも購入日を基準とし、4月30日使用であっても2日間有効となります。


しかし、予定は未定とはよく言いますが、当日勝田まで行く予定がキャンセルとなってしまい、小遣いの足しにしようと企んでいた計画は見事に消え失せ、使い道のなくなった自由席特急券のみが手元に残る始末となってしまいました。


ところが、捨てる神あれば拾う神ありとはよく言ったもので、予定の日よりもう少し先になりますが、今月10日に松本まで行く予定が出来、勝田までの特急券を新宿から松本間の自由席特急券に変更することができました。


   


原特急券の使用期限があと1週間足らずに迫る4月24日、新宿駅のみどりの窓口で乗車変更をお願いしたところ、差し出されたのがこの券です。


発券日は消費税改定後の4月24日ですが、原特急券が改定前の3月31日発行でありましたために旧料金が適用され、差額は1,010円のみとなりました。また、有効期間も2日間有効のままです。

現代のマルス端末はすごいもので、原券が旧料金・旧有効期間のものであれ、新しい料金・有効期間とせずに発券できる機能があるようです。


恐らくその機能を利用して発券したという意味でしょうか、右上にあります「口乗変」の表記の下に、「0331」という見慣れない数字が記載されています。恐らく、これは3月31日までの旧料金適用であるということを表しているものと思われます。

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