京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

京都市立芸術館「京都日本画の誕生」を見学  

2010-10-28 | インポート

京都市立芸術大学創立130周年を記念して京都市左京区岡崎円勝寺町の京都市美術館で「京都日本画の誕生 巨匠たちの挑戦」と言う展示を存分に見てきました。

明治13(1880)年に京都御苑内に京都市立芸術大学の起源となる画学校が設けられて激動する時代の中で幾多の変貌を経つつ幸田楳峰、田能村直人、横山大観、望月玉泉、田村宗立から竹内栖鳳、上村松園、土田麦僊、小野竹喬、福田平人郎、村上華岳、村上松篁、へと続きました。

それ以降も超有名な画家たちが数えきれない程誕生しそれぞれに大作力作秀作を発表し、国内はもとより広くせかいの人達に大きな感動と夢を与えて参りました。

そして今日もさまざまな方々が自らの情熱や感性を日本画と言うカタチに表現してその創作に取り組まれています。

今回この意義深い作品展が催され胸をワクワクさせながら、大策、力作を直の当りにして食い入るように拝見してきました。

江戸から明治にかけて生まれた人達の努力を惜しまず基本に忠実な写実絵画への創作に取り組まれている姿を偲びつつこの感性や発想や技術はどのような所からどのようにして生まれてきたのかと思いながら会場狭しと展示されていた120点の本物を前にして終始感動と感激の連続でした。

その感情の高鳴りはいつまでも消える事はありませんでした。

上野です( ..)φメモメモ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2