先月ニュージーランドで、今回は東日本を中心に大きな地震や津波の被害がありました事、被災された方々には心よりお見舞いを申し上げます。
一つには、今後地震が発生した時の対策を一人ひとりが真剣に考えておく事と、もしその時が来たらと改めて考えてしまいました。
ここ京都の昔ながらの家屋で、京町家と呼ばれている建物が地震に強いのでは(ただし老築化していなければ)という調査報告が出ています。
町家は建築基準法が施行された1950年以前に伝統的軸組構法で建てられた木造住宅で、柱が礎石に乗っているだけで接合しておらず、自身の揺れを吸収する効果があるとされています。
こうした性能を解明する為、国が振動実験や建物に適した木材の調査などを昨年から2012年まで続けるそうです。
効果が解明されれば、耐震補強の費用削減にもつながり被害も減る事でしょう。
そんな日が早く来てほしいものです。
参考ページです。よろしければどうぞ・・・
京町家資料館 http://craft.kyoto-np.co.jp/
京町家検定 http://www.hachise.jp/kyomachiya-kentei/