東京ではスカイツリーが完成に近付いていますが、日本全国にはタワー、又は塔と呼ばれるものが数多くあります。
ここ京都でも有名なものとして、京都タワー(131メートル)東寺の五重塔(54,3メートル)等があります。
しかし、京都タワーほどではないにせよ、時は平安時代、白河天皇の頃、現存していれば東寺より高い81メートルの高さを持つ法勝寺八角九重塔がありました。
場所は現在の京都市動物園の敷地内で当時はこの場所を含め、東西250メートル以上南北300メートル以上の敷地を誇る巨大な寺だったそうです。
昨年の発掘調査で塔の跡が見つかりその大きさは東寺の白河天皇の威信をかけた一大プロジェクトだった事が伺える。
その後幾度の地震にも耐えましたが2度の焼失(2度目は1342年)以降は再建されませんでした。
しかし約1000年近く前にこの様な建築技術があったことは驚きのほかありません。
世界中の中で高くて大きいものは権力の誇示としての役割を担っていたのかもしれませんね、そして時代が生み出した遺産として今もなお受け継がれているものもあれば、姿を消したものもありますが、風習や習慣が受け継がれ今の生活を築いている事は間違いありません。
新しい技術はこれからどんなふうに未来に受け継がれて行くのでしょうか。
松井です( ..)φメモメモ