「平安遷都1100年紀念祭(きねんさい)」の会場施設として、宮内省内匠(たくみ)寮技師の木子清敬(きごきよよし)と帝国大(現・東京大)大学院生の伊東忠太が設計した。同時に大極殿の背後に桓武天皇をまつる本殿も建てられ、神社施設となった。
京都の平安神宮は今日も観光でお越しの方々や、大安の日には結婚式の方々で賑い、ひと時神宮の名のごとく平和で安らかなひと時を演出しています。
この平安神宮も平安遷都1100年にあわせ明治時代に建てられ京都の祭の中心的存在となってきました、そんな神宮が重要文化財(建造物)として指定されました。
指定されるのは平安神宮の大極殿と東西歩廊2棟、蒼龍楼(そうりゅうろう)、白虎楼(びゃっころう)、應天門(おうてんもん)(表門)の計6棟。いずれも平安宮大内裏の建物を復元した1895(明治28)年の木造建築です。
6棟とも、京都に受け継がれ明治~昭和初期に最高水準に達したとされる伝統的な木造建築技術を用いて古代の大規模建築を復元している点が特徴で、緑の瓦や朱塗りの柱、大極殿屋根の金色の鵄尾(しび)などとあわせて独特な建築空間を形成している点が評価されたとの事です。
他の京都市内でも川端康成の小説「古都」の舞台ともなった北山杉の産地でもある北区磨丸太倉庫群の保全に力を注いでいる地区などがあり、住民の間からは期待されています。
より多くの見どころが増えればそれだけ観光も面白くなるのではないでしょうか。
松井でした(^o^)丿