わたしたちが大好きなあんこ。
日本の食文化に欠かせないあんこ。そのあんこ発祥の地が、京都の小倉山だということをご存知でしたか?
餡は平安初期空海が中国から持ち帰った小豆を右京区嵯峨の小倉近くで栽培し砂糖を一緒に炊いたことが日本で初めての餡の発祥にされており、現在も小倉餡の長存続しています。
菓子の原点の小倉餡を復活したいとプロジェクトが発足し古来種の小倉大納言小豆の種を亀岡で入手しその種を増やして来ました。
今年50アールの畑で15キロの種を植え11月には1トンの収穫を予定し今後安定して収穫をできるように目指すとの事です。
嵯峨嵐山観光に来られた方なら必ず訪れるであろう小倉山の二尊院の境内には「小倉餡発祥の碑」があります。
嵐山にお越しの折にはぜひご覧ください。
ちなみに、皆様が餡子を作るときには砂糖を入れてからは焦げやすいので、しっかりヘラでかき混ぜて下さいね、よくこがしてしまうことがあるので、念のため。
そしてできた餡子は餡玉(あんだま)にして、冷凍保存すると便利ですよ。