京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

京都随一の梅の名所 北野天満宮

2012-03-08 | インポート

Tenzin

北野天満宮は、菅原道真公(菅公)をお祀りした神社の宗祀で、親しみを込めて「北野の天神さま」と呼ばれているのは有名ですよネ。

代々皇室の御崇敬を受け、国家国民を守護する霊験あらたかな神として、崇められてきております。

江戸時代には教育施設として各地に読み書き算盤を教える寺子屋が普及し、その教室には、必ず天神さまがお祀りされ、学業成就や武芸上達が祈られてきました。

現在、全国各地には菅公をお祀りした神社が、一万二千社とも言われ、その多くは北野天満宮から、御霊分けをした神社とか。

学問の神様としての信仰は昔も今も変わることなく人々の生活の中で受け継がれていますネ。

「梅」は、天神さま(菅原道真公)の愛木として、広く知られるところで、御歌や京の紅梅殿の梅が一夜にして大宰府まで飛んだという「飛梅伝説」は有名です。

境内神域には50種、1500本余の梅の木があり、毎年厳冬の中、一輪また一輪と花を咲かせ2月初旬から3月下旬にかけて神域の「梅苑」うぃ一般に公開され、境内一円は梅の香りに包まれます。

写真は3月5日現在で、5部咲きのものです。
今日現在は七分だとか、見ごろですよ今度のお休みは。

隣の上七軒歌舞練場では、花街春のをどりのトップを切って「北野をどり」が始まります。

春ももうすぐですネ。

京都大好き しーちゃん