ここ京都の中心部を歩くと必ず目にする、伝統的京建築の京町家において保全などを目的として、近年いろいろな取り組みが行われている。
町家にオランダ人芸術家が滞在して創作活動をする「京町家アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」が昨秋初めて行われ1~3ケ月滞在し、大学生と一緒に地域を巡ったり染色を体験したりし、他の時間は創作活動に励み、オランダに帰っても京文化が違う形で花咲く事も期待されます。
家によっては風呂がないところもありましたが、銭湯で地域住民との交流も生まれたそうです。
又、京都まちづくりセンターでは、外国人を対象に、街歩きツアーを始め観光ガイドにはない生活感のある体験が出来るコースを設けました。
清水焼の登り窯を見学し、芸舞妓が行き交う宮川町を訪ねる等の散策や、実際に居住している京町家で、日本茶とお茶菓子を味わう体験も出来るそうで、費用2800円、定員15名、第二、第四水曜日に実施されます。
日本人のみならず、多くの外国人の手によって、京町家を末永く守ってゆきたいと思います。
松井です (*^_^*)