皆さん、この言葉を聞いて何を連想されるでしょうか。
日本の中心であった京都にいだかれ、古き良き風情をたたえながら、今なお祇園はどっしりと構えていますネ
一歩踏み入れるや過去にタイムスリップしたような錯覚を私たちに与えてくれます。
それは、古風というだけではなく懐かしい新鮮な感動さえ覚えるのは私だけでしょうか。
長い歴史と伝統を背景に今日まで一歩も動かず連綿と続いており、そこには日本屈指の花街でもあります。
ここで生まれ育ったものとして、舞妓、芸妓、お茶屋、そして独特のお座敷文化もそうでしょう。
京都の花街といえば、まず「祇園」でしょう。
規模や風情は、一番ですがほかにも有名な花街がありますよネ。
いわゆる「五花街」です。
祇園甲部、祇園東、宮川町、先斗町、上七軒です、皆さんよくご存じのことでしょう。(一つ補足ながら、島原も花街と呼ばれますが、なぜ島原が五花街に入らないのかといいますと、舞妓さんがいらっしゃらないからとか)さて、京の風物詩の一つに「都をどり」があります。
今年はお水取りが終わってもまだまだ寒い日が続いていましたが、都をどりが始まって初めて春を感じる京都人も多いというほどに定着した伝統行事です。
明治になって生まれた都をどりが太平洋戦争を挟んで中断されますが、昭和25年には再開され、祇園名物として今日まで続けられています。
千年の都を地盤とする京都人の新しいものに対する進取の気質、懐の深さが祇園という町を育てたのでしょう。
写真は花灯路での奉納舞踊のワンカットです。
舞妓さん大好き しーちゃん