葵祭のヒロインが決まったところですが、幕末の禁門の変で焼失した祇園祭の「大船鉾」が今年の山鉾巡行で「代役」唐びつ巡航の形で参加することになりました。
巡航当日は、焼失前と同じく最後尾の33番目に登場し、順番も一部返納されるとのことです。
写真は再建中の大船鉾です。
(全長6メートル、最大幅2.5メートル、高さ4,8メートル)昨年から新たに製作中で、2014年には150年ぶりに完全復活を果たす見込みです。
大船鉾とは・・・
江戸時代末期まで祇園祭の後祭の最後尾を順行していた鉾
幕末の蛤御門の変で船体と焼失、以降休み鉾となっています。
大船鉾の復活に合わせ山鉾連合会が目指すのは、1965年まで7月24日に順行していた「後祭」の復活です。
現在の順行は32基が7月17日都大路を進んでいますが、65年までは「先祭」(17日)と後祭(24日)に分かれていました。
交通事情などで一本化されてた66年以降、後祭の山鉾9基は現在は24番目以降の登場となっています。
駅前商業施設に祇園祭のてんじしつが開設されており、立ち寄ってみては如何でしょうか。
下京区 京都ヨドバシビル1階北東角
大船鉾の復活は本来あるべき祭の姿に戻る大きな一歩になるでしょう!
京都大好き しーちゃん