京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

嵐山

2015-10-06 | 宿日記

当館に宿泊される修学旅行、外国人のお客様の行き先の1つとして嵐山を選ばれて、行き方をよく訪ねられるのですがその嵐山の現在の光景です。

 

現在嵐山周辺の山々はまだ緑一色ですが、11月中旬から12月中旬には色付いて紅葉が見ごろの時期になります。

この山には主にヤマザクラ、カエデの紅葉樹種だそうです。写真に映っている遊覧船やボートに乗って観覧されてみてはいかがでしょうか?

救助訓練を上空のヘリコプターと連携して行われていました。

平日にも関わらず、外国人の方も多く買い物、風景を撮影している方もたくさんいました。

<BASEBALL>


光悦寺

2015-10-06 | 宿日記

前回に引き続き、琳派に関連している光悦寺に行ってきました。
京の北鷹峰三山(鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰)を見渡す景勝の地で、
徳川家康が本阿弥光悦に野屋敷として与えた土地である。
光悦翁はそこに一族縁者をはじめ、種々の工芸に携わる多くの職人と供に住居を構え
光悦翁を中心とする工業集落を営んだ。
光悦翁の死後、寺として日蓮宗光悦寺となり今日に至っています。
光悦翁が茶道に於ても古田織部や織田有楽斎にも教えを受け千宗且とも交友があった。
三巴亭、大虚庵茶席は光悦垣又は臥牛垣と称する垣根に囲まれた内路地に石灯籠と手洗い鉢がある。
また、徳友庵茶席は光悦翁の号徳友斎から名づけられた。
本阿弥庵、その他騎中庵茶席がある。
翁への敬慕に乗る人々の心の休息所となっていた。
と別に寺の運営をやりくりする為もあって茶席を設けた。
普段は見れない倉の中も特別に拝観でき、硯箱のレプリカその当時の集落の地図
翁の像など重要文化財、国宝のレプリカなど、芸術作品にふれられました。

光悦翁は今で言う、芸術のコーディネーター?だと思いました。
皆様も是非紅葉の時期です、一度足を運ばれてはいかがでしょうか?

 


<マンマ・ミーア>


鈴虫と幸福地蔵のお寺~鈴虫寺

2015-10-06 | 京都案内

通称、鈴虫寺。正式には「妙徳山華厳寺」と言い、臨済宗のお寺です。

 

秋だけではなく、四季を通じ客殿で鈴虫の音色を聞くことができ、それゆえ「鈴虫寺」と呼ばれます。
参拝者は80段の石段を上がって、先ず書院へ入ります。
書院では、多くの方が用意されたお茶とお菓子をよばれ、約30分のご住職さんの鈴虫説法に耳を傾け、自分を見つめ直す時間をいただけます。



この後、庭園を散策できますが、一角からは東山三十六峰を背景にした京の街を一望することができます。
訪れたときは少し色づき始めた木もありました。



石段を登った山門の横には、日本で唯一、草鞋を履かれた「幸福地蔵さん」が立っておられます。



これは、願い事をされた方の家まで、願いを叶え、救いの手をさしのべるために歩いてこられるためとのこと。

 

どんな願い事でも一つかなえてくださるパワースポットとして評判で、紅葉の季節ともなると石段付近で長蛇の入場待ちができるほどの人気とか。
平日昼前に訪ねても15分ほど待つことになりました。



私どもから鈴虫寺へは、京都バス「三条京阪」、または「寺町御池」から、
63系統、「苔寺・すず虫寺行き」で行くことができます。

京都好き男