以前にもメニューの大切さを書きましたが、少し気になることがあったので、フレンチのメニューについて、私なりに説明したいと思います。
最近では簡潔に記されているお店もありますが、フレンチのメニューは やたら長くて、少し恥ずかしい文言が混じるイメージをもたれているのではないかと思います。
少なくとも私はそう思っていました。小悪魔風って恥ずかしい… (〃ω〃)とか。
実際、フレンチのメニューは素晴らしくて、その料理の全てが説明されています。親切です。
料理名の始めに、その料理に使われる主な材料や調理方法が、次に付け合わせやソースなどの情報が記されています。
例えば、7月のお誕生日会メニューで云えば、
岩手牛カブリ肉のロティ 京野菜添え
〜グレイビーソースで
〜グレイビーソースで
岩手牛カブリ肉を焼いたのを、京野菜を添えて、グレイビーソースで召し上がって頂きます。
と云う感じです。
私がメニューを記載する時は、わからない言葉があると自分で調べて、それであっているか間違いがないか確認をしてもらいます。
検索すれば大概のことは説明されています。
今は本当に便利です。
昔ならフレンチ辞典を買って調べていたと思います。私は意外に真面目です。
と云うか、調べればわかることを丸投げするのは如何なものかと思います。
メニューはシェフのもので、他人が手を加えられるものではありません。
言葉全てに意味があります。
※前述の小悪魔風とは、ディアボラ風=直訳では悪魔風と云い、元々 鶏料理の調理方法。
鶏を開いた形がマントを広げた悪魔の姿に似ており、業火で焼かれた罪人のように悪魔を焼くと云う解釈と、赤く燃え上がるように調理すると云う意味で、赤唐辛子などのスパイスを使い、食べた人が業火で焼かれたように舌がピリピリすると云う二つの解釈があるそうです。
勿論、検索しました (〃ω〃)
ネガチョフとポジコフ